すすきので深夜のラーメン。
それはとても罪深きものである。
札幌にはウマい居酒屋がたくさんある。そこで散々飲み食いし、誘惑に負け〆で札幌ラーメンを最後に食べる。
こんな暴挙があっていいのだろうか?
以前、札幌で飲んだ後の〆ラーメン8選をブログで書かせてもらったが、やはり魅力的なラーメン店がすすきのには多い。
また、それが「函館塩ラーメン」のような油が少なめであっさりとしたものならまだいいのだが、札幌のいわゆる「純すみ系」と言われるラーメンは、基本的にスープをラードで覆い尽くす。
それがまた熱々でウマいのだが…。
今回は、食べ終わってホテルに戻っても、翌日になっても…
「あのラード、さすがに多すぎないか……?」という不安が頭から離れなかったラーメン屋をご紹介したい。
そう、みなさんもご存知。札幌の超有名店「すみれ」だ。
札幌「すみれ」とは
もはや説明不要ではないだろうか?

この店はすでに札幌味噌ラーメンの名店として、不動の地位を確立させているラーメン屋だ。
東京でも「純すみ系」を継ぐ店があるし、カップ麺も並んでいる。
実は過去に中の島本店へ行ったことがあるのだが、今回は身近な「すすきの店」へお邪魔させてもらった。

この店はすすきの駅を降りて、大通方面へ少し歩くとすぐにある。長蛇の列ができているので、すぐにわかるだろう。
以前ブログで紹介したココノススキノの「根室花まる」や「エルムの山麓」、「どんぐり」もすぐ近くにある。
過去に本店へ行ったのは5年ほど前。しかし、あの時よりどんどん人が増えている気がする。

毎回混んでいるので「一度食べたからいいや」とずっと思っていたのだが、考えてみるとすっかり味を忘れていた。
改めて対戦しようじゃないかということで、今回はすみれを選ばせてもらった。
この暖簾をくぐり……

やっとのことで券売機まで到着。

23時過ぎくらいで、ここまで来るのにだいたい30分弱ぐらい。
やはり味噌だろうと選ぼうとすると1,300円。

有名なすみれのラーメンである。今のご時世なら普通かなと感じが、5年ほど前に本店で食べた時は900円だった。
時代の流れを感じてしまう…。
そんな思いにふけながら店へ入店。
札幌「すみれ」に入店
入ると店内はこんな感じ。

本店は路面にあり広々としていたが、すすきの店は結構コンパクト。とはいえ、ラーメン屋にしては広く、ちょうどいいサイズだ。
カウンターと奥の方に、4人掛けのテーブル席が2席くらいある。
見渡すとサインが。

すみれのカップ麺もちゃっかり置いている。
結構店員さんがフランクで、店員同士で身の内話をしていたりと、雰囲気が若い感じである。別に嫌な気はまったくしないが、すみれという老舗のイメージとのギャップを感じてしまった。
まあ、すすきのですから。
店内で10分ほど待ち、カウンター席に座ると、ほどなくラーメンが運ばれてきた。
札幌「すみれ」のラーメンを体験

うひょぉぉぉウマそ〜〜〜〜!
と思ったのも束の間……
よく見ると。

ラードすご!
上が透明すぎるだろ!
…え??前もこんなラードあったっけ?とビビり散らかす。
5年ぶりに改めてすみれをしっかり体験しようとした代償を少し感じる。純すみ系ってここまでだったか…と破壊力を知ると同時に…
この量、今日だけ間違ってない?と、ちょい不安に…
そうはいっても始まらない。しっかり楽しもうと、ここで切り替える。
まずスープ!

ラードがウメえ!!
ウマい…しょっぱくてコクがありウマいよ!
でもなんだろう…なんか悲しくなってきてしまう。
麺のリフト!炒めた挽肉がくっついてくる。

一口すすれば、このちぢれ麺にスープが絡みつき最高である。
チャーシューはしっかりとした作り。脂の少ないモモ肉を使っているのだろう。

スープの脂分が多いので、こういったチャーシューはバランスよく合う。
このワンタンのようなものが秀逸で、一番ウマかった。

なんだろうこれ。結構スープがしょっぱいのだが、この優しい味で一気に口の中がリセットされるような感覚になる。
レンゲでスープをすくえばすくうほど、ラードが覆ってきやがる。

これ一口で何キロカロリーなのだろうか?
本当に深夜に食べていいのかこれ。
食べ進めていると、下の方にたまっているネギや肉が絡みついてきて麺がウマい。

この中盤あたりが一番すみれの真価を発揮する場所だろう。
とはいえ、最初は少ししょっぱいかな?と感じた塩味が、どんどん蓄積されていき…

「結構しょっぱいかもな」という感覚へ。
だんだん明日が心配になってくるのと、めちゃくちゃ体に悪いものを食べているような罪悪感。そして「たまにはいいよね」という快楽。
頭が混乱してしまうのだ。
そんなことを言っていても、体は正直なのである。

完食。
とんでもないことをしてしまったかもしれない…と
さまざまな思いを胸に、ごちそうさまでした。
札幌「すみれ」の総評
深夜に食べていいのかこれ……?

一言で言うと、そんな感じであった。
しょっぱさやラードの量も含め、〆としては大変ウマいのだが、食べているうちにすべてが蓄積されていく感じの罪悪感で重たくなってくる。
心も体も……。
この後宿泊先に戻ったのだが、なんとも罪悪感と同時に、
「あのラードの量…いくらなんでも今日だけ間違えてないか?」

と、不安になるほどだった。いや、絶対間違えてるよ!と言い聞かすように。
不安になり、過去に本店で食べたハーフ味噌ラーメンの画像を探したのだが……

結構ラードある……。

どうやらデフォだったのかもしれない。すみれさん、すみません……。

しかもこの時はハーフで、今回は普通サイズをしっかり食べたので、ラードの量もかなり多かったのだろう。
そんな何ともいえない気持ちで次の日を迎えるのであった。
欲望、快楽、後悔、不安。
それらを同時に感じたラーメンだった。
もし札幌へ行き、深夜に「すみれ」のラーメンを食べる時は、悟りを開き、すべての感情を受け入れる準備をしてから、ぜひ挑んでほしい…!
その後の後悔は保証しないぞ!
ごちそうさまでした。

店舗情報
- 店名: すみれ 札幌すすきの店
- 住所: 北海道札幌市中央区南3条西3丁目9-2 ピクシスビル2F
- 営業時間: 11:00~24:00
- 定休日: 年中無休
その他の北海道のラーメン記事
→【すすきの】飲んだ後の〆ラーメン8選
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コスパよく安く、すすきの駅からも近い。すみれや札幌の居酒屋巡りにも便利でした。

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