ホテル選びで最も大事なもの。
コスパカの場合、酔っ払ったあと、面倒な移動をせず歩いて帰れるかどうかなのである。
すすきのや狸小路で散々飲んだあと、地下鉄に乗ってホテルへ戻るのは結構つらい。終電を気にしながら〆のラーメン屋を探すのも忙しない。
しかも、一人旅なら寝る場所にそこまでお金をかけたくない。
そこで今回は、実際に宿泊したことのある、すすきの・狸小路周辺のコスパがよいカプセルホテルとサウナ宿を比較したいと思う。
なお、今回は自分の宿泊経験をもとに、男性一人旅で使いやすい宿という目線で選んでいる。
浮いた宿泊費は、もう一軒ともう一杯に回そう。
それがコスパカ流なのである。
目的別に選ぶならこの4軒
| 宿名 | サウナ | 風呂 | 漫画 |
|---|---|---|---|
| センチュリオン | ◎ | 大浴場 | ◎ |
| ニコーリフレ | ◎ | 大浴場 | ◎ |
| GARDENS CABIN | ○ | 大浴場 | × |
| BIZCOURT CABIN | ○ | シャワー | ○ |
◎=特に充実 ○=あり ×=なし
※設備や利用条件は変更される場合があります。最新情報は各施設の公式サイトをご確認ください。
ザ・センチュリオンサウナ

すすきのと狸小路の間を走る大通り沿いに位置し、攻守ともにバランスのよい場所にある。
どちらで飲み歩いていても徒歩圏内。ココノススキノからもすぐだ。
カプセル宿泊もあるのだが、チェックアウトは朝10時。対して、レスト&ステイは最大24時間滞在できるので、翌日の予定に余裕があるなら、個人的にはそちらをおすすめする。
自分が利用した際、レスト&ステイは予約なしでそのまま入店でき、備え付けの仮眠室などで眠ることができた。
これが結構快適で、個室でなければ無理という人以外には、ぜひ一度体験してほしい。
実際に泊まって感じたこと

館内には、普通にサウナや大浴場を楽しむ人もいれば、深夜になると終電を逃し、仕方なく始発まで滞在する人もまばらに現れる。
混雑具合は可もなく不可もなく。仮眠室のソファは空いていることが多い。

荷物は割り当てられたロッカーへ入れるのだが、キャリーケースなどはフロント前にある荷物置き場のようなスペースへ預けられる。
カプセルならまだいいが、仮眠室の場合、騒音に関してはガチャである。
とはいえ、静かに寝ていたり、漫画を読んでいたりする人が多い。イビキに関しては、カプセルでも仮眠室でも同じだろう。

大浴場はとてもきれい。

テレビもついていて、翌朝ゆっくり入れば格別である。
サウナも熱波師イベントなど定期的に行っている。

大量の漫画とともに休憩室でのんびりすれば、まだまだ札幌の夜は続くだろう。

こんな人におすすめ
深夜まで飲み、翌日の予定が遊ぶだけという人。さらに、仮眠室で周囲に人がいても、それほど気にならない人には向いている。
きれいな大浴場とサウナに入り、大量の漫画を読みながら、翌日も昼過ぎまでのんびりしたい人にはぴったりだ。
逆に、確実に寝床を確保しておきたい人。翌日の予定がミチミチに詰まっている人は、チェックアウト時間が決まっているカプセルをチョイスするべきだろう。
▼翌日ものんびり、最大24時間滞在したい人はこちら▼
ニコーリフレ

狸小路に直結した場所にあり、狸小路や大通公園周辺で飲んでいたなら抜群の立地。「第三モッキリセンター」や「堺本商店」、「Nendo」も近い。
すすきのからも歩けるが、中心部からは少しだけ面倒に感じるかもしれない。
ニコーリフレといえば、やはりサウナで有名。ロウリュやスパ、あかすりなど、さまざまな楽しみ方ができる。
そのため、飲み歩きだけでなく、札幌のサウナもしっかり楽しみたいなら、こちらをチョイスするといいと思う。
宿泊せずに24時間コースで滞在する場合、外出と飲食物の持ち込みはできない。
一方、カプセル宿泊の場合は、館内で利用した飲食代などを一度精算すれば外出可能である。
実際に泊まって感じたこと
館内の雰囲気は、老舗といった感じだろう。
同じタイプのセンチュリオンには新しさを感じるが、こちらはどちらかというと、古くからあるレジェンドといった雰囲気。
風格を感じるというか。
会員制度があり、会員になると安く利用できるため、何度か行く予定なら入会したほうがお得。クーポン券などももらえる。
風呂は結構デカい。湯船もかなり広い。

テレビもついていて、翌朝に入れば疲れも癒えるはず。
サウナも熱波師イベントなど開催している。

休憩室はそこそこ広く快適だが、飲食物の持ち込みができないのが結構キツい。
セコマなどで買ったつまみやお菓子、酒などは持ち込めないため、飲食はすべてニコーリフレ館内にあるものだけで賄うことになる。

ビールや酒もそれなりの値段がするので、コスパを重視する場合は注意が必要。
漫画はチョイスに若干の偏りがあるものの、結構そろっている。
こんな人におすすめ
サウナ好き。これに尽きると思う。
あとは、夜まで飲み歩き、残るのはサウナと風呂へ入って寝るだけ。翌日の予定も遊ぶだけなら、24時間コースでゆっくりするのがおすすめだ。
カプセルをチョイスすれば途中精算後に外出できるため、話は別。とはいえ、持ち込み不可は個人的にかなりキツい。
これさえ気にならなければ、かなりよい選択肢だろう。
こちらもカプセルなら予約ができる。
▼札幌サウナの王道で、風呂とサウナを満喫したい人はこちら▼
GARDENS CABIN
場所は大通公園に近い。

そのため、すすきので飲み歩いたあとだと少し歩くため、面倒に感じるかもしれない。
逆に、「瑠玖&魚平」や「うぉんたな」など、狸小路や大通公園周辺で飲むなら抜群。札幌駅方面へも動きやすく、バランスのよい場所にある。
個人的には、値段が許せば誰にでもおすすめできるほど、館内がきれいでホテルらしさもある。セキュリティを含め、かなりしっかりしている印象だ。
センチュリオンのレスト&ステイのような最大24時間滞在できるコースではなく、自分が利用したキャビンタイプは通常のホテルと同じく朝10時チェックアウト。
受付スタッフからも、ホテルマンのようなしっかりとした印象を受ける。
館内には広い共有スペースがある。

こちらが綺麗な上、仕事や作業にも使いやすい。
1階にはセブン、正面には「セイコーマート」も。
そのため、買ってきたものを共有スペースで楽しむのもかなりいい。
実際に泊まって感じたこと
館内へ入った瞬間、カプセルホテルではなく、普通のホテルと錯覚するような律された空気感がある。
宿泊客もビジネスマンが結構多い。

また、今回紹介する4軒の中では唯一、女性も宿泊可能。男性用と女性用でフロアが分かれ、カードキーで管理されている。
カードキーを使って宿泊フロアや大浴場へ入るシステムで、セキュリティ面でも安心感がある。大浴場も普通にきれいで、外国人の利用客も多かった。

キャビンタイプは一般的な上下二段のカプセルではなく、天井が高いため圧迫感が少ない。ベッドの下には鍵付きの収納スペースがあり、貴重品や荷物を入れられるのも大変いい感じなのである。

自分が連泊した際は、ベッドクリーニングを断るとサッポロクラシックを一本もらえた。こうした小さなサービスまで行き届いているのである。
自分は最大24時間滞在できる施設を見つける前まで、札幌へ来るといつもここに泊まっていた。
こんな人におすすめ
飲み歩くのはほどほどにして、翌朝10時にはチェックアウトし、バリバリ動きたい人はこちらを選ぶべきだろう。
ベッドも快適で、体の疲れの取れ具合は半端ない。
一方、大量の漫画を読みながらダラダラしたい人や、翌日の昼過ぎまで滞在したい人には合わないかもしれない。
とはいえ、時期によって宿泊料金がかなり変動するため、そこは注意。
▼狸小路・大通周辺で、キレイさと寝心地を重視する人はこちら▼
BIZCOURT CABINすすきの
すすきののど真ん中。

繁華街の中心に君臨しているため、すすきので飲み歩くなら抜群の立地である。
立地がよすぎて、逆に治安が少し不安になるレベルだろう。
一方、大通公園や狸小路からは少し歩くため、飲む場所や観光の拠点によって、長所にも短所にもなる。
とはいえ、すぐ近くには以前紹介した「マイキー」をはじめ、飲み屋があふれかえっている。ジンギスカンやラーメンもよりどりみどり。
散々飲んで食べて、何軒ハシゴしても、速攻で寝られるという立地のよさがヤバい。
館内には漫画や共有スペースもあり、仕事や作業にも使える。近くにはコンビニもあるため、買ってきたものを楽しみながら過ごすのもかなりいい。
実際に泊まって感じたこと
GARDENS CABINと同様、昔ながらの上下二段になったカプセル型ではなく、一人分の独立したキャビンタイプ。
ベッド周辺にはある程度の広さがあり、館内もきれい。

立地のよさに加え、普通のホテルに近い感覚で過ごせる。
漫画も充実しており、共有スペースもしっかり用意されている。
攻守ともにバランスがよい。

サウナはきれいで明るくかなり広い印象。

問題は、大浴場がなくシャワーのみという点。
シャワースペースはきちんと確保されているものの、一列に並び、カーテンを閉めて使用する簡易的な造りである。

飲み歩いたあと、大きな湯船につかって一日の疲れを取りたいという人は、やめておいたほうがいいだろう。
こんな人におすすめ
すすきの中心部で飲み歩いたあと、とにかくすぐ寝たい!
そんな願いには、理想的な場所である。
大浴場は必要なく、シャワーとサウナで十分。翌朝の予定が早いため、ふかふかの布団と、それなりの広さがある寝床でしっかり眠りたい。
そんな人におすすめだ。
ただし、GARDENS CABINと同様に宿泊料金の変動が大きいため、予約時の価格は必ずチェックすべし。
▼すすきので飲み歩き、とにかく近くですぐ寝たい人はこちら▼
結局どこを選ぶ?
今回紹介した4軒は、どこで飲み宿に何を求めるのか。
それによって正解は変わるのである。
深夜までサウナと漫画、翌日ものんびりしたいなら「センチュリオン」。

札幌を代表するサウナをしっかり体験、まるでレジャー施設のように利用したいなら「ニコーリフレ」。

狸小路や大通周辺で飲み、ホテルらしいきれいさと快適な寝床なら「GARDENS CABIN」。

すすきののど真ん中で飲み歩き、すぐ寝たいなら「BIZCOURT CABINすすきの」。

自分の場合は、翌日の予定に余裕があればセンチュリオン。朝から動くならGARDENS CABIN。すすきので限界まで飲むならBIZCOURT CABINと使い分けをしている。
そして札幌を代表するサウナそのものを楽しみたい日には、ニコーリフレを選ぶ。
ただし、札幌の宿泊料金は、時期や曜日、イベントの有無によって驚くほど変わるのである。そのため宿泊日の料金を4軒とも確認し、その日のコスパが最もよい宿を選ぶ。
浮いた宿泊費と移動時間は、もう一軒ともう一杯へ使う。
それがコスパカ流なのである。
ぜひ札幌へ一人旅に行く際は、宿選びの参考にしてほしいぞ!!
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