※2026年8月7日更新
札幌すすきので飲んだあとは、ラーメン一択である。
北海道の居酒屋で飲み歩いた後の締めに食べる札幌味噌ラーメンは、もはや外せないだろう。
そして、“飲み後に食べて欲しい一杯”が存在する。
実際に食べ歩いてみると、飲んだ後の「当たりの一杯」と「そうでもない一杯」は分かれるのだ。
先にコスパカ的ランキングをお伝えする
1位:辛いち
シビ辛好きなら一択。飲み後の満足度は最強クラス。
2位:雪風
濃厚味噌の完成形。初めてならまずここ。
3位:信玄
王道札幌味噌ラーメン。シラフでも酔っていても外さない。
酔って思考停止でも、迷ったらこの3つを選べばまず外さないだろう。
自分は北海道が好きでよく通う東京人だが、今回は地元民にも負けないラインナップで紹介していくぞ!
すすきの味噌ラーメンは大きく2タイプある
実際に食べ歩いてみると、札幌の味噌ラーメンは大きく2つに分かれる。
それが…
・昔ながらの札幌味噌(クラシック系)
・濃厚・クリーミーな現代型(ネオ味噌系)
どちらが上という話ではない。ただ、この2タイプを理解しておくだけで、〆ラーメンの満足度は変わるだろう。
この記事では、この違いも意識しながら、すすきので飲んだ後におすすめしたい“締めラーメン”を紹介していく。
すみれ|誰もが知る「純すみ系」のレジェンド(クラシック系)
飲み後のおすすめ度 / ★★★★☆

言わずもがなである。いつも長蛇の列の大人気店。
「味噌」を注文

ラードの量、スープの濃さ含めかなり尖っている。
麺は「あぁこれだ〜」と感じる札幌ラーメンのちぢれ麺。
ラードが多い分、チャーシューは肉質がしっかりしているロース肉や、メンマ、ワンタン、ネギ、角切りチャーシューなど具材のバランスが良い。
炒めた挽肉や玉ねぎも食べ進めるうちに絡みついてきて、まさに「THIS IS 札幌ラーメン」である。
すみれの総評
ラードが多く、次の日がめちゃくちゃ心配になるレベルである。
飲みの〆としては最高のしょっぱさとラードの量なのだが、「ギルティ」という言葉がここまでしっくりくるラーメンもなかなかない。
入る前は覚悟を。
とはいえ、「すみれ」は体験として一度は食べるのはあり。翌朝から北海道グルメを食べ歩く予定なら、覚悟して挑んでほしい…!
らーめん信玄|実力を持つ札幌味噌ラーメンの王道(クラシック系)
飲み後のおすすめ度 / ★★★★☆

すすきので味噌ラーメンといえば外せない有名店。
「信州(コク味噌)」を注文。

味噌のコク、ラードのバランスが大変よく、まったりとしたスープの甘みと濃さが素晴らしくウマい。
麺はそこそこ太めのちぢれ麺。
飲んだ後ほど身体が欲しがる濃厚な味噌味が絡みつき、タマらないのである。
あぁ〜札幌味噌食べたな!と感じる満足感がグッド!実は…反則だがここはチャーハンもウマい!
このチャーハンをラーメンのスープに浸せば、脳汁ドバっとコースを約束しよう!

らーめん信玄の総評
クラシック系だが現代でも勝てる実力を持っており、第一線でイケてる印象。
ラーメンもチャーハンもハーフサイズがあるので、両方食べたいならハーフ×ハーフもおすすめ。
難点はとてつもない行列である。すぐいけそうじゃんという行列でも、結局30分ほどかかった…だがそれも納得。
まずは迷ったら行くべし!!
けやき|すすきの味噌ラーメンのレジェンド(クラシック系)
飲み後のおすすめ度 / ★★☆☆☆

すすきので味噌ラーメンといえば外せない有名店。某コンビニでもカップ麺として置いてあるので、名前は全国区レベル。知っている人も多いはずだ。
「味噌コーンバターラーメン」を注文。

有名店なので、すべてのウマさを兼ね備えたハイブリッド系かと思いきや、スープの深みは個人的にはやや浅め。
味も自然なウマさと言った感じで野菜が多く、比較的あっさりした飲み口。
飲んだ後でもスルスル入るタイプの味噌ラーメン。様々な具材の甘みが溶け込んだスープはホッとした気持ちにさせる。
重すぎず食べやすいが、ガツンと塩分を摂取したいタイプの〆ラーメンではないかもしれない。
けやきの総評
昔ながらのすすきのレジェンド系味噌ラーメン。
濃厚系ではないが、この味があっさりして好きという人はいるんだろうな…といった感じ。
飲んだ後でも軽いので、優しい札幌味噌ラーメンを食べたい人にはおすすめ。
自分は再来はなしである。飲んだ後はもっとパンチが欲しい!
札幌らーめん獅子王|(クラシック+ネオ系)
飲み後のおすすめ度 / ★★★☆☆

すすきので味噌ラーメンを探していると目に入る一軒。店外には大きく「獅子王DX」といういわゆる全部入り系のラーメンを推してくる店。
だがここは落ち着いて通常メニューでよい(味玉にもできる)。スープを濁らせたくないなら味玉推奨。
「濃厚温玉みそらーめん」を注文。(コーンバター追加)

クラシック味噌ラーメンがあっさりで、ネオ味噌が変化球やこってり系だとしたら、これはちょうど中間のハイブリッド型。
奥深くマイルドなスープで、飲んだ後にもシラフにも体を楽しませてくれる。
濃いかあっさりか迷った時はこちらをお勧めする!濃厚すぎず、でも味噌の満足感はしっかりあるタイプ。
札幌らーめん獅子王の総評
クラシックとネオ味噌のちょうど中間の立ち位置。味が濃厚すぎるのは…という人にはピッタリの一杯である。刻み玉ねぎがいい意味で泣かせる!
多少スープがぬるかったのが少し気になった。
また「ラーメンの注文がない方の入店はお断り」などの表記もあり(当たり前ではあるが)、ややクセが強そうな空気感は感じる。
その辺りが気にならなければ、という印象である。
雪風|濃厚ネオ味噌の代表格(ネオ味噌系)
飲み後のおすすめ度 / ★★★★★

すすきのでネオ味噌ラーメンといえば外せない人気店。濃厚味噌ラーメンで知られ、深夜でも行列ができる。
「濃厚味噌らーめん」を注文。

スープは大変濃厚で一口目の衝撃が強い。天下一品や家系を食べた時のようなガツンとくる印象。
そこに味噌のまろやかさが加わり、自然と箸が進むであろう。個人的にはかなりの進化系味噌。
とろみがややあるスープが太めの麺に絡んでウマい。麺はちょい固め!
ベロベロの状態だと最高に刺さることをお約束しよう。なんなら、酔っ払ってから行くとグッドである!
雪風の総評
濃厚なのだが、ただ味が濃すぎるというわけでもない。スープの味にしっかりとした深みがある印象。
そこそこ並ぶ行列店だが、それも納得のおいしさと個性を感じる。
“優しさ”より“衝撃”が欲しいなら、ぜひ雪風を体感してほしい!
葉隠|味変も楽しい変化球味噌(ネオ味噌系)
飲み後のおすすめ度 / ★★★☆☆

すすきので少し変化球の味噌ラーメンを食べたいならここ。店内には食べ方までしっかりと表記されている、なかなか意識高い系である。
「味噌ラーメン」を注文。

スープの味は比較的スッキリしている。おそらく魚粉などで味変がしやすいように、デフォルトの味はクセを抑えて作られている。
基本はあっさり系だが、とはいえ深みはしっかりとある。
麺は三日間熟成させた北海道産小麦を使用。味噌は三種類のブレンドと、こだわりっぷりを見せつける。豚と水のみのスッキリしつつコクのあるスープ。
飲んだ後でも食べやすい。
葉隠の総評
魚粉や山椒、黒七味などの味変要素もあり、最後まで飽きずに楽しめる設計味噌だけにとどまらず、変化を楽しめる一杯。
飲みの〆に味変しながら食べるのがおすすめ。
シラフでも、しっかり奥行きのあるウマさが楽しめる。
もぐら|ビジュは強いが優しい味噌(クラシック系)
飲み後のおすすめ度 / ★★☆☆☆

すすきのでクラシック系味噌ラーメンを出す店。ネオ濃厚系とは違う、完全なクラシック系味噌である。
歴史を感じずにはいられないだろう…!
「札幌みそラーメン」を注文。

昔から続く札幌味噌ラーメンの味で、かなり優しめ。飲んだ後にあっさり系が食べたい人にはぴったりであろう。
輝風や雪風系のようにガツンとは来ない。だがハードな飲みの後は、この優しい味噌が体を包んでくれる。
そういうウマさもある。
優しい味なので飲んだ後でも食べやすいが、塩味はやや控えめ。
もぐらの総評
とにかく大きいチャーシューは目を引き、食欲をそそる。
ただ、そのビジュアルから想像する「ガッツリ感」とは違い、スープはかなりあっさり。少し肩透かしを食らうかもしれない。
正直、飲んだあとには塩味がやや弱い印象。自分の味覚の好みと相談して行くべし。
自分は再来はない…が、ハマる人はハマると思うので記載しておく。
輝風|超濃厚札幌味噌(ネオ味噌系)
飲み後のおすすめ度 / ★★★★☆

すすきので、とにかく濃い味噌を食べたいなら候補に入る。ビジュからすでに綺麗で、「ザ・札幌味噌」をわからせてくるタイプ。
「元祖味噌ら~めん」を注文

ネオかクラシックか、そんな線引きどうでもよくなるくらい濃い。飲んだ後のために生まれてきたのかとツッコミを入れたくなる一杯。
正直、ベロベロの状態の方が確実にウマい。必ず酒を飲んでから挑んでほしい!!!
濃厚な味噌スープに、ちぢれ麺がしっかり絡む。シラフで食べると、必ず米がほしくなってしまいそうな濃さ。
輝風の総評
単刀直入に言おう。濃くてしょっぱくて、次の日喉が渇きそうなラーメンを想像してもらえればいい。
つまり、飲みの後には必ず満足させる一杯だ。ただし、その分かなり味が強いという難点もある。
正直この店、偏見かもだが日や時間帯によってブレがありそうな気もする…ぜひ一度、自分で体感してみてほしい!
辛麺屋 辛いち|〆の会心の一撃!シビ辛味噌(辛味噌系)
飲み後のおすすめ度 / ★★★★★

すすきので辛い味噌ラーメンを食べたいならここ。この店、輝風と同じ系列。なので味のベースはかなり似ている。
つまり、あの濃さに“シビ辛”が乗る。
「シビ辛味噌」を注文

味の辛さは1〜30まで選べて、さらに鬼辛・地獄辛もあるカスタマイズ仕様。おすすめはシビ辛味噌。
濃さはかなり濃いが、辛さや痺れのクセと混ざり合い、しっかりとしたウマ味を演出する。
濃厚で辛いスープに、ちぢれ麺がしっかりと絡みつく。そこに痺れが加わり、一気に目が覚めるような満足感。
個人的に飲んだ後の締めでは1位。
辛麺屋 辛いちの総評
シビ辛味噌のビジュは、輝風から受け継いでいるだけあってかなり美しい。
そこに痺れと辛みが追加されている。
旨辛醤油や辛まぜそばもかなりウマそうで、メニューの誘惑も多い。
飲み終わりに、最後の瓶ビールと一緒にラーメンをつまむのもアリ。
個人的には深夜5時までやっている点も超グッド!
【番外編】彩味|札幌味噌ラーメンの最高到達地点(クラシック系)

どんな漫画にも最強キャラはいる。味噌ラーメンでいうと、まさにそれだ。
ただしここはすすきのではない。閉まるのも早く、平日はほぼ昼営業のみ。
周りに居酒屋もない立地なので、今回は番外編とする。札幌でも屈指の超有名店で、支店は一切なし。

あっさりしているのに、しっかり感じる深いコク。濃すぎるわけでもないのに満足感があり、最後まで飽きずに飲める味噌スープ。
途中で生姜を溶かすと、また味が変わり食欲が引き立つ。
正直、例えようのない味噌ラーメンだった。シラフでも、飲んだ後でも、とにかくウマい。
麺は札幌らしい中太ちぢれ麺。スープとの絡みも良く、バランスの完成度が高い。
彩味の総評
札幌が味噌ラーメンの王者の街だとしたら、個人的にはここが世界1位。
体調も時間帯も関係ない。ただ純粋にウマい味噌ラーメン。
百聞は一見にしかず。札幌に来たなら、ぜひ思い出作りに一度行ってほしい。
▶︎ 詳細レビューはこちら(作成中)
【総合評価】すすきので飲んだ後の味噌ラーメンランキング
※すべては酔った状態での基準です
1位:辛いち |★★★★★|シビ辛とスープのバランスが抜群
2位:◎輝風 |★★★★☆|ウマいが酔い度によっては重く感じる
3位:◎信玄 |★★★★☆|王道!シラフでも酔っててもGOOD
4位:◎すみれ |★★★★☆|ウマいがラード量がヤバすぎる
5位:◎葉隠 |★★★☆☆|あっさりだが深みあり、味変でパンチも
6位:◎獅子王 |★★★☆☆|攻守ともにバランス型で安定感あり
7位:◎けやき |★★☆☆☆|野菜の旨み、ガッツリ感は弱い
8位:◎もぐら |★★☆☆☆|インパクトはあるが、全体的に優しい
彩味 |∞ |完成系
どの店も基本ウマい。そしてレベルも高い。だが、酔い方でその時の一杯は変わる。
その日の体調で自分に合う一杯を。
すすきのでこのクオリティを、飲みの後でも出してくれるラーメン屋に、ただただ感謝。あとは、自分なりの一杯を見つけてほしい!!
その他の北海道のラーメンの記事
→【札幌】すみれでラードが多すぎて翌日まで不安になった
→【函館】実際に歩いて感じた塩ラーメン文化
→【函館塩ラーメン】「滋養軒」はホンモノだった
札幌関連記事
→回転寿司3選|トリトン・花まる・函太郎を本店で食べ比べ
→【札幌・二条市場】その場で刺身にしてくれる堺本商店
→【札幌】逆詐欺!?大船鮨
→【札幌】千春寿司を体験
→【札幌】なごやか亭レビュー
→【2026年版】札幌の寿司おすすめ9選
→【2026年版】札幌すすきの|“ウマい”居酒屋&せんべろ
→【ココノススキノ】根室はな丸
→【ココノススキノ】いつもと違うDONGURI
今回宿泊したホテルはこちら。
コスパよく安く、すすきの駅からも近い。ラーメン巡りにも便利でした。


コメント