※2026.9.24更新
札幌は観光地として語られることが多いが、飲み歩きも最高である。
高級店でも映えでもなく、地元の人が普通に飲んでいる、コスパがよくて、ちゃんとウマい店。
自分は北海道が好きで何度も通っている東京人だが、この記事で紹介するのは、実際に自分の足で飲み歩いた店ばかり。
さらに、事前のリサーチや地元の人との会話で得た情報も加え、札幌・すすきので酒を楽しめる店をまとめた。
とはいえ、すべての店を100点満点でオススメするつもりはない。
実際に飲み歩いたからこそわかった、「ここは良かった」「ここは人を選ぶ」という部分まで、忖度なしで正直に紹介していく。
札幌・すすきので、コスパよくウマい酒と料理を楽しみたい。
そんな時ぜひ参考にしてほしいぞ!
うぉんたな|昼から完成度の高い酒飲みセット

刺身の処理がよく、居酒屋としての水準が高い。
また、店主をはじめとしたスタッフも親切。これ結構大事!
特に昼限定のお得な「昼飲みセット」は、価格・内容ともに破格だ。

- Aセット
酒肴3点+ドリンク2杯(1,485円) - Bセット
酒肴3点+刺身3点+ドリンク2杯(1,958円)
とくにBセットは秀逸で、刺身に臭みもなく、店主の技が光る。迷ったらBを選んでほしい。

ドリンクはビールやサワー、地酒などから2杯選べるという完成度の高さ。
地酒に関しては、ケースから好きなものを選べる楽しみもある。

札幌で「今日は昼から飲み始めるか」と決めた日は、まずここに行くべし。
Nendo|3杯+3品1,000円のせんべろ

15〜17時限定で、ドリンク3杯とおつまみ3品を1,000円で楽しめる。
しかも、生ビールも含まれている。
名物の宇治抹茶ビールや濃厚ほうじ茶ビール。北海道の地酒なども選択可能。

「この一杯とつまみ3品だけでも、1,000円で満足しそう!」

…と思える高コスパなせんべろである。
しかも、通常メニューもかなり魅力的。
追加注文せずに帰るつもりだったのだが…
1,480円の「からすみ真たちの昆布炙り」を見つけて完全敗北した。それくらい一品も魅力的な店なのである。

せんべろだけでも満足できる。
それなのに、追加注文したくなってしまう危険な店である。

しかも、店員さんも親切。こういうところもgood!!
目太間|せんべろは刺身への“入場券”

せんべろセットが人気。1,100円でドリンク2杯+小鉢2品。
北海道の地酒がしっかり選べるのがうれしい。

正直、小鉢のボリュームだけなら同じフロア内にあるNendoに軍配が上がる。だが、目太間の本命はせんべろではない…!
1,500円の「さしみおひとり様盛り」である。

新鮮な魚介が皿いっぱいに盛られた圧倒的な内容。
マグロはもちろん、ボタンエビ、ホタテ、北寄貝など、上を崩すと下からどんどん出てくる。
刺身の宝箱だ!!
合計11種類。2切れずつ入っているものが多い。
別日に頼んだ3,500円の「刺身ガチ盛り」も、名前どおり本当にガチ。
先ほどの刺身に+2,000円するだけでこれだけの量に変わるのだ。

せんべろだけで帰るのは、少しもったいない。
目太間において、せんべろは刺身への“入場券”なのである!
第三モッキリセンター|札幌せんべろの地元感代表

札幌のせんべろの元祖といってもいいんじゃないかと思う店。
いわゆる大衆酒場だが、要所要所で北海道らしさのあるつまみが光る。
昼から酒をかっくらっている勇者がぞろぞろいる光景も、この店ならでは。
北海道版ルイーダの居酒屋だ。

正直に言うと、刺身の質や料理内容が飛び抜けているわけではない。
絶対的に「大衆」なのである。
ただ、この店の空気は北海道でしか味わえない。
地元・観光・出張が混ざる独特の安心感なのである。
ザンギは揚げたて!!独特の味が光る。

「ニシン切り込み」は北海道ならではのツマミ。

近くの雪印工場から仕入れているチーズも絶品である。

瓶ビールか熱燗に、つまみは軽く。
一杯引っかけて、次へ行く使い方がおすすめ。
立ち飲みパラダイス|本当の意味でのせんべろの極意

ハイボールなどは一杯200円台。
昼から飲む猛者たちが…!

14時〜17時までのせんべろセットが超秀逸。

せんべろセット(1,000円)
- ドリンク2杯
- 北海道産鶏串
- 豚串
- 十勝川の長芋焼き
- 本日のおつまみ
これだけついてこの値段だ。信じられぬ…!
他のつまみも北海道を感じるものがちらほらあり、
いろいろ飲み歩いた中でも、ここが一番札幌でコスパが高いと思う。
一人で飲んでいるとひっきりなしに人がくる。
この辺りからも人気ぶりがうかがえる!

それ以外の時間帯でも「軽く一杯」が成立する、貴重な存在。
瑠玖&魚平|使い方次第で超化ける居酒屋

地元民で賑わう店。
入りやすく、席も多く、北海道を感じさせるラインナップ。
「まず北海道のものを食べたい」と感じたら、ここに行くのがベターな大衆酒場である。
サッポロクラシック生をはじめ、ニシン刺、ホッケフライ、白子、ソイ、秋刀魚、つぶ貝、タコ頭など、北海道食材はなんでもござれ。

お通しは350円かかるが、4品ほどのつまみを1回だけ取り放題。
おかわり自由のあら汁は、魚がゴロゴロ入っていて圧倒的。サバの切り身が丸ごと入っていることもある。

これで熱燗も行けてしまう…酒飲みの満足感をよく理解している店だ。
ここはアレコレ注文すると意外に高くなる為、こういう使い方でコスパ良く飲むこともできる。
ただし、全体的にどかっと出す大味さがあり、刺身の処理はそこまで丁寧ではない。貝刺し系は当たり外れがあるので要注意。
サスケ|ワイワイ北海道を食べたい夜に

お通しからマグロのヅケが出てきて量も多く、北海道感が強い。
飲み放題メニューもあり、打ち上げや複数人飲みに向いている大衆居酒屋。

季節ものだが、白子の天ぷらは圧倒的にウマい。
来たら必ず頼んでほしい一品である。

一方で、カニ身などはやや弱かったため、メニューによって当たり外れはあるかもしれない。
マグロ系メニューは豊富で、そこを推している印象。

値段は決して激安ではないが、飲み放題やコースをうまく使うとコスパが良くなる店である。
雷音|札幌で食べる室蘭やきとり

札幌から少し電車に乗り、南郷18丁目駅からさらに歩いた場所にある。
立地の難易度は高めだが、札幌でちゃんとした室蘭やきとりを食べたいなら、ここ一択である。
甘じょっぱいタレとデカい豚串。殻ごと焼いたうずら串。室蘭やきとりの伝統をしっかり受け継いでいる。

お通しのレベルも高い。
(この日は油揚げに溶けた餅とチーズをとろりとかけたもの)

一皿2串なので、一人だと量は多め。だが体験価値はかなり高い。
実は小さく「1本からOK」と書いてあるので、うまく使おう。
ラムつくねはハンバーグのようで、肉汁たっぷりの絶品!!!

開店直後から人がごった返すのも人気の証拠。近くにコカ・コーラ工場があるので、ついでに見学するのもあり。
▶︎ 詳細レビューはこちら(作成中)
千春鮨|札幌トップクラスの寿司居酒屋

すすきのにあるこの店は、札幌の絶対的王者とも言える寿司居酒屋。

「北海道に来たから海鮮も酒も全部食べさせてほしい」その欲求を、すべて高水準で叶えてくる反則店だ!

ここに来るだけでも、北海道に来る理由になる。
6,000円〜のコース+2,000円で飲み放題という構成も異常。
生ビールから日本酒までなんでもござれ。まさに酒池肉林。

いつか値段が変わってしまいそうな、危ういほどの高コスパ。そしてあまり広めたくない。予約は1ヶ月前推奨。
一人か二人ならカウンターがベストだ!
素晴らしすぎる店主との会話も弾むだろう。
大衆酒場 半立呑処 マイキー|おしゃれさとサクッとの共存

すすきのにある半立ちスタイルの店。
簡易的な椅子に座れる不思議な形態だが、カウンターに電源があるのが地味にありがたい。

雰囲気はおしゃれで若者が多く、ほぼ地元民。
一人なら値段も安く、瓶ビールか熱燗に軽いつまみでサクッと出るのがベター。

大人数で行っても、雰囲気的に楽しいと思う。

本格居酒屋というよりネオ大衆酒場と言った感じ。
ほろほろラム煮込み、山わさび冷奴、ニシンの切り込み、白子、秋刀魚など北海道メニューも多い。
ちょっと一休みレベルで気軽に行く時に自分は使っている
おばんざい みかん|つまみが10円〜の激安酒場

すすきのにある、とにかく安い店。つまみは10円〜、刺身も100円〜レベル。


白老牛のしゃぶ焼きやステーキも1,000円以内で、北海道産の食材をバランスよく、コスパ良く食べられる。

味が「絶品北海道クオリティ」かというとやや弱いが、この価格帯なら大満足であろう。

白子鍋が10円というのも衝撃的。

せんべろ居酒屋として割り切ると、とても良い店だ。
ドリンクはその分やや高めだが、ビール700円程度なのでバランスは悪くない。
気になる点として、店内に「店員喉乾いてます」という張り紙があり、いわゆる“ドリンクください”系のコンセプト。
「価格が安すぎる分、あげた方がいいのか?」と考えてしまい、食べながら余計な雑念が入る。
そのため居心地が悪く感じる人もいると思う。
そういう場合は、カウンターよりテーブル利用、もしくは大人数での訪問がおすすめ。
古典家|瓶ごと登場!コーヒー焼酎を「目盛り」で会計

すすきのの少し外れにある、地元客でにぎわう人気居酒屋。
一度目は満席で入れず、1時間後にもう一度訪れてようやく入店できた。それくらい地元民から愛されている店なのである。
古典家の名物は、自家製のコーヒー焼酎。注文するとグラスだけ……ではない。

瓶ごとドン!!
瓶の裏側には数字の入った目盛りがあり、減った分だけ会計する量り売り方式となっている。

好きなタイミングで好きな量を注げるうえ、ふわっと広がるコーヒーの香りも心地よい。甘ったるさはなく、焼き鳥やつまみにも合わせやすい食中酒である。
目盛りを少しでも超えると次の一目盛り分として計算される。四捨五入という優しさはない。
最後の一杯を注ぐときだけは、酔っぱらいにも慎重さが求められるのだ!
料理は、肉汁があふれるつくねバチクソにウマい。

北海道らしい美唄焼き鳥やラーメンサラダなどもあり、観光客でも使いやすいメニュー構成となっている。

単純な激安居酒屋ではないが、瓶を自分で傾け、目盛りが減っていく独特の体験は強烈に記憶へ残る。

札幌らしい地元感の中で、ワイワイ飲みたい夜におすすめしたい酒場だ。
札幌・すすきので安く飲むなら、せんべろと居酒屋を使い分けよう
自分は飲み歩くために北海道へ行っている。
せんべろの店もあれば、北海道らしい魚と地酒をじっくり楽しめる店もある。一軒で腰を据えて飲むのもいいし、せんべろを何軒かハシゴするのもいい。
そして札幌の面白いところは、安ければ何でも正義というわけではないところ。
料理はウマいけど少し高い店。
めちゃくちゃ安いけど、人を選びそうな店。
セットだけで帰るつもりが、魅力的な一品料理に完全敗北してしまう店まである。
結局、コスパというのは値段だけではない。
酒と料理のバランス、店の雰囲気、店員さんの人柄。そのすべてが合わさって、「ここに来てよかった」と思えた店こそ、本当にコスパのいい店なのだと思う。
今回紹介した店も、それぞれ使い方がまったく違う。
昼からサクッと飲みたいのか。北海道らしい料理を食べたいのか。それとも1,000円で限界まで楽しみたいのか。
自分の酒量と、その日の財布と相談しながら選んでほしい。
そして、飲み歩いたあとの〆の一杯を楽しみたい人は、
実際に食べ歩いた札幌・すすきのの味噌ラーメンまとめも参考にしてほしい。
それでは、すすきので本気飲みをする酒飲み諸君。
健闘を祈る!!
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北海道へ行くと、つい毎回飲んでしまうのがサッポロクラシック。異常にウマい!



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