【札幌・すすきの】ジンギスカンおすすめ3選!昔ながら・食べ放題・上質生ラムを実食比較

グルメ

すすきのでジンギスカン。

良い響きである。

北海道へ来たのなら、やはり一度は食べておきたい。だが、すすきのには数え切れないほどのジンギスカン店がある。

上質な生ラムを一枚ずつ焼く店もあれば、昔ながらのラムロールを豪快に蒸し焼きにする店もある。食べ放題で、肉とビールをひたすら流し込める店まである。

これだけ違えば…

「結局、どこへ行けばいいんだ?」

迷ってしまうだろう。

自分も札幌を訪れるたび、いろいろなジンギスカンを食べ歩いてきた。

そのなかでも、すすきので実際に食べて、それぞれ違った良さを感じたのが今回紹介する3店舗である。先に結論を言ってしまえば、どの店が一番ウマいかではない。

すすきので、どんなジンギスカンを食べたいのか?

店選びで重要なのは、そこなのである。

昔ながらの大衆ジンギスカンか、一人で食べ飲み放題を開催するのか、羊肉が苦手な人でも食べやすい、上質な生ラムを選ぶのか。

今回は、そんなタイプの異なる3店舗を、実際に食べた感想から正直に比較していこう。

すすきののジンギスカンおすすめ3店を比較

まずは、今回紹介する3店舗の違いを簡単にまとめてみた。

店名タイプ一番の魅力一人利用こんな人におすすめ
味の羊ヶ丘昔ながらの大衆店絶品ダレとラムショルダー◎すすきのらしい雰囲気を味わいたい
ジンギスカン羊々亭食べ飲み放題ラムロールと生ビールを好きなだけ○一人でも満腹になるまで楽しみたい
生ラムジンギスカン 山小屋上質な生ラム専門店クセの少ない生ラムとエゾシカ◎羊肉が苦手・肉質を重視したい
味の羊ヶ丘
ジンギスカン羊々亭
生ラムジンギスカン 山小屋

この3店舗は、同じすすきのにありながら、楽しみ方がまったく違う。いま自分が求めているジンギスカンによって、正解が変わるだろう。

※価格や営業時間、サービス内容は訪問時のものです。最新情報は各店舗の公式サイトなどでご確認ください。

昔ながらの札幌を味わう「味の羊ヶ丘」

最初に紹介するのは、すすきのを歩けば目に飛び込んでくる、赤と黄色の大きな看板でおなじみの「味の羊ヶ丘」。

店内はカウンターが中心。

席へ着くと、目の前に炭火とジンギスカン鍋が置かれる。高級感のある店内で、上質な生ラムを一枚ずつ静かに味わうような店ではない。

煙を浴びながら肉を焼き、タレにつけて頬張り、冷えたサッポロクラシックで流す。

これでいい。

いや、これがいいのだ。

おすすめは、脂の乗ったラムショルダー。

上品な生ラムとは方向性が違うが、適度な脂と羊らしい味があり、ビールとの相性も素晴らしい。

そして、この店を語るうえで欠かせないのが…

タレである。

甘み、しょっぱさ、深みのバランスが良く、肉をつければビールが進み、野菜をつけてもウマい。

言い過ぎかもしれないが、このタレを味わうためなら、どの肉を頼んでもいいのではないかと思ってしまうほどである。

さらに、鍋に敷く野菜がおかわり無料。

肉の脂を吸った野菜をつまみながらビールを飲み、サクッと楽しんで次の店へ向かう。そんな飲み歩きの一軒としても使いやすい。

肉質だけを比べれば、もっと上質な店はあるだろう。

だが…

「すすきのでジンギスカンを食っている!」

という実感を、分かりやすく味わえる店。

観光客向けに作られすぎていない、昔ながらの札幌らしいジンギスカンを体験したいなら、まず候補に入れたい一軒である。

→ 「味の羊ヶ丘」の詳しい実食レビューはこちら

一人で食べ飲み放題なら「ジンギスカン羊々亭」

続いて紹介するのは、「ジンギスカン羊々亭 札幌本店」。

以前は「アサヒビール園 羊々亭」という名前で営業していた、大型のジンギスカン店である。

エレベーターの扉が開くと、目の前には想像以上に広い店内が現れる。

一人で訪れても、大きなテーブルへの案内…そして目の前にはジンギスカン鍋。

右を見ても左を見ても、自分の肉を奪う者はいない。

そこに、一人宇宙があるのだ!!

羊々亭の魅力は、食べ飲み放題を一人から利用できること。

食べ放題は2名以上からという店も少なくないが、ここなら周囲を気にせず、自分のペースで肉を焼き続けられる。

スタンダードコースで楽しめる羊肉は…

  • ラムジンギスカン
  • ラムロール
  • マトンロール

の3種類。

ほかにも牛肉、豚肉、鶏肉、ソーセージ、野菜、ライスなどが食べ放題に含まれていた。

なかでも味わってほしいのが、昔ながらのラムロールとマトンロール。

薄く丸い肉を野菜の上へ並べ、蒸気を浴びせながら焼いていく。

肉質だけを比べれば、上質な生ラムのほうがやわらかく、クセも少ないだろう。

だが、羊らしい香りを残したラムロールやマトンロールには、ここにしかないウマさがある。

さらに、旧店名に「アサヒビール園」を冠していただけあり、飲み放題ではスーパードライ、マルエフ、黒生を楽しめる。

昔ながらの羊肉を蒸し焼きにして、状態のよい生ビールでひたすら流し込む。

一人ビール園である。

さらに、21時以降に飲食を開始し、来店時に対象クーポンを提示すると、食べ飲み放題が20%OFFになる「遅割」もある。

バカ安という価格ではない。

それでも、100分間、羊肉と生ビールを好きなだけ楽しめると考えれば、満足度はかなり高い。

高級な肉を少しずつ味わうのではなく、昔ながらのジンギスカンと生ビールを何も考えずに楽しみたい。

そんな夜に頼もしい店である。

→ 「ジンギスカン羊々亭」の詳しい実食レビューはこちら

羊肉が苦手なら「生ラムジンギスカン 山小屋」

最後に紹介するのは、すすきの駅から歩いてすぐの場所にある「生ラムジンギスカン 山小屋」。

大きな店ではなく、木を基調としたカウンター中心の店内。

その名のとおり、本当に山小屋へ入り込んだような空間である。

味の羊ヶ丘と羊々亭が、昔ながらの羊らしさを楽しむ店だとすれば、山小屋は正反対。

ここで味わえるのは、ニュージーランドから一度も冷凍せずに運ばれる、

超上質な生ラムである。

ラムとエゾシカのセット

見ただけで分かる、鮮やかで美しい赤色。

炭火で焼いて食べてみると、肉はやわらかく、羊特有のクセは驚くほど控えめ。それでいて、赤身の旨みと脂の甘さはしっかりと感じられる。

「ジンギスカンは臭みがあるから苦手」

という人にこそ、試してほしい肉だ。

山小屋の生ラムを完成させるのが、醤油とリンゴをベースにした秘伝のタレ。

余市産リンゴの自然な甘みと爽やかさがありながら、醤油のコクもしっかりと残っている。

甘すぎず、しょっぱすぎず、上質な肉の味を消さない…

このバランスが実に絶妙なのである。

さらに、北海道産のエゾシカ肉も味わえる。

鹿肉と聞けば、硬さや独特の臭みを想像する人もいるかもしれない。

しかし、実際にはクセが少なく、生ラムよりもあっさり。それでいて、噛むほどに赤身の濃い旨みが広がっていく。

生ラム、エゾシカ、余市リンゴのタレ。

北海道を、すすきのの小さな山小屋で一度に楽しめるのである。

ただし、ラムロールやマトンに残る、羊らしい強い香りが好きな人には上品すぎるかもしれない。

自分も、羊肉ならではのクセが好きなので、

「思いっきり羊を食べたぞ!」

という感覚は多少弱かった。それでも、羊のクセではなく、肉そのもののウマさで食わせるジンギスカンも一つの答えだろう。

羊肉が苦手な人、初めてジンギスカンを食べる人、少し上質な肉を落ち着いて楽しみたい人に、

ぜひ薦めたい一軒である。

→ 「生ラムジンギスカン 山小屋」の詳しい実食レビューはこちら

すすきのでジンギスカンを食べるなら、どの店を選ぶ?

改めて、3店舗の選び方をまとめよう。

  • 昔ながらの札幌らしいジンギスカンを気軽に楽しみたいなら「味の羊ヶ丘」。
  • 一人でも食べ飲み放題で肉とビールを好きなだけ楽しみたいなら「羊々亭」。
  • 羊肉のクセが苦手で、上質な生ラムを味わいたいなら「山小屋」。

肉質だけで判断するなら、山小屋の生ラムが最も上質だろう。

だからといって山小屋が1番とは限らない。

煙を浴びながらラムショルダーを焼き、絶品ダレとサッポロクラシックでかっこむ。昔ながらのラムロールを蒸し焼きにして、生ビールを何杯も飲む。

クセの少ない生ラムを一枚ずつ焼き、その肉質をじっくり味わう。

どれも、札幌のジンギスカン。

今後もすすきので気になるジンギスカン店を訪れたら、実食した感想とともにこの記事へ追加していきたい。

それでは、すすきのの夜に肉を焼き、煙を浴び、ビールを飲みながら北海道へ溶け込んでほしい。

健闘を祈る!!

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→【函館・松羊亭】ラムロールがめちゃウマな地元密着の名店

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