ひとりビール園。
ちょっぴり寂しく聞こえるかもしれない。
だが、実際にやってみると、なかなか快適。広々とした店内。目の前には、大きなテーブルとジンギスカン鍋。
ラムジンギスカン、ラムロール、マトンロールを好きなだけ焼き続け、キンキンに冷えた生ビールをひたすら流し込む。
周囲を気にする必要もなければ、誰かの焼き加減に合わせる必要もない。すべて自分のペースで楽しむことができるのである。
そこには確かに、「一人宇宙」があるのだ。
しかも、今回紹介する店では21時以降に飲食を開始し、来店時にクーポンを提示すると、食べ飲み放題が20%OFFになる「遅割」まで用意されている。
肉質だけを比べれば、生ラムを売りにしたジンギスカン専門店の方が上かもしれない…
しかし、昔ながらのラムロールやマトンロールを野菜と一緒に蒸し焼きにして、ウマい生ビールを何杯も飲む。
そこには高級な生ラムとはまた違う、札幌のジンギスカンがある。
それでは、夜のすすきので一人静かに開催した、最高のジンギスカン祭りをご紹介しよう。
すすきの「ジンギスカン羊々亭」とは
この店は、すすきの駅2番出口から歩いてすぐ。松岡ビルの5階にあるジンギスカン店だ。
すぐ近くには「ザ・センチュリオンサウナ」、「ココノススキノ」。ジンギスカン屋の「味の羊ヶ丘」もあるだろう。

現在の正式名称は「ジンギスカン羊々亭 札幌本店」だが、以前は「アサヒビール園 羊々亭」という名前で営業していた。
その名残もあり、ここではスーパードライをはじめとしたアサヒの生ビールと、ジンギスカンの食べ飲み放題を楽しめる。

数あるジンギスカン店の中から、なぜこの店を選んだのか。
それは、今回の札幌滞在中に一度くらい、何も気にせずラム肉とビールをたらふく楽しみたかったからだ。
しかも、今回食べたいのは高級な生ラムだけではない。
以前紹介した函館の「松羊亭」と同じく、昔ながらのラムロールをジンギスカン鍋で焼き、ビールと一緒にかっこみたかったのである。

21時以降は「遅割」で20%OFF
この店の大きな魅力は、食べ飲み放題を1名から利用できること。
さらに、21時以降に飲食を開始し、来店時にクーポンを提示すると、料金が20%OFFになる「遅割」まで用意されている。
制限時間は100分。
21時から始めれば、ほぼ閉店近くまでゆっくりと肉とビールを楽しめる。遅い時間から一人で飲み始めたい人間には、かなり都合のよいシステムだ。
そして、旧店名に「アサヒビール園」を冠していただけあり、飲み放題にはスーパードライ・マルエフ・黒生の3種類が含まれている。
食べ放題の羊肉は、
- ラムジンギスカン
- ラムロール
- マトンロール
の3種類。
昔ながらの羊肉を焼きながら、3種類の生ビールを好きなだけ飲める。
これはもう、行くしかないのである!!
すすきの「ジンギスカン羊々亭」に入店
小さなエレベーターで5階まで上がるのだが……。
扉が開いた瞬間、目の前に広大な店内が現れる
店内は256席という、かなりの大箱だ。

よっぽどでなければ満席にはならない気がする。
さっそく一人であることを告げ、席へ案内されると……。

広すぎる……!
この大きなテーブルを、本当に一人で使っていいのだろうか。貴族になった気分…!!
とはいえ、うかうかしてはいられない。
21時からのスタートで23時には閉店のため、早めに注文を済ませてジンギスカン祭りを始めなくてはいけない。
しゃぶしゃぶの食べ放題コースなども用意されているが……。

狙っていたのはこれ!

現在のスタンダード食べ飲み放題は、5,780円。ここに遅割クーポンを適用すると20%OFFとなり、4,624円で楽しめる。
\1名から予約OK・21時以降は20%OFF/
決してバカ安というわけではない。
だが、札幌のジンギスカン店では、肉を数皿注文し、野菜やビールを追加すれば、それなりの金額になる。店によっては席料がかかることもある。
それを考えれば、100分間、周囲を気にせず好きなだけジンギスカンを食べ、生ビールを飲めて4,000円台。
これは、なかなかのコスパではないだろうか。
さっそくコースと生ビールを注文し、しばし待つのである。
一人でジンギスカン食べ飲み放題に挑戦
注文すると、さっそくキレッキレの生ビールと、
3種類の羊肉を盛った皿が運ばれてくる。

実はこのコース、羊肉だけではなく、牛・豚・鶏、ソーセージ、野菜、ライスなども食べ放題となっている。
訪問時は、最初にいろいろな種類の肉が提供され、それを食べ終えてから好きな肉を追加するという流れだった。
食べ放題ではよくあるやつだ。
しかし、今回の目的は最初から最後まで羊肉である。店員さんに「ラムだけを食べたい」と伝えてみると、笑顔で快諾してくれた。
現在も同じ対応が可能かは分からないが、注文時に相談してみるのもアリだろう。

そして、これである。
「トラディショナルラムロール」
コスパカではこう名付けさせていただいてる…
これを好きなだけ食べたくて、札幌まで来たようなところもある。
楽しみでしょうがない……!
会いたかったぞ…!!

もちろん、じゃんじゃん焼いていく!!

野菜の上に肉を乗せ、蒸し焼きにする。
まさに、昔ながらのトラディショナルな焼き方である。

野菜の蒸気を浴びながら、少しずつほぐれていくラムロール。これをたっぷりのタレにつけ、キンキンの生ビールで流し込む。
最高すぎる体験だ!!
素晴らしすぎる。

何度も焼いていくぞ!!!
ウマい!!

ウマいぞ…
ウマすぎる…!
いや、ここでいう「ウマい」は、肉質の高級さを指しているわけではない。
もちろん札幌には、生ラムロースや肉質にこだわったジンギスカン店もたくさんある。肉そのものを比べれば、そちらのほうが上質なのかもしれない。
ちがう…そうじゃない。

ここに求めているのは、高級な羊肉ではない。
昔ながらのロール肉をジンギスカン鍋で焼き、ビールと一緒にかっこむ。ここは、札幌のジンギスカン文化を全身で体験し、道民と同化するための場所なのだ。

黒生も追加。
肉も野菜も、どんどん追加である!!!


この丸まっている「マトンロール」が秀逸。
以前、道民の友人と羊肉について話したとき…
「最近のラムはクセがなくて物足りない。あれでは、わざわざ羊肉を食べる意味がない」
という話になったことを思い出す。

まさにこのマトンロールは臭みと風味のバランスが最高。
そう…!
この羊らしさをなくしてしまったら、羊肉の魅力は半減してしまうのである。
一人黙々と、肉を焼き続ける時間はまだまだ続く!

スーパードライ、マルエフ、黒生と飲み進め、最後はすすきのの象徴でもあるニッカおじさんに敬意を表して……。
ブラックニッカのハイボールで終焉!

大満足である!
羊々亭の食べ飲み放題の総評
ビール園のジンギスカンを手軽に超体験

といったところだ。
こだわったラム肉というわけではない、あくまで昔からのラムロール。それを蒸し焼きにしてすきなだけビールで流せる素晴らしさ。
とにかくジンギスカンがを食べて楽しみたいという人にはうってつけじゃないだろうか。

また、食べ飲み放題を1名から利用できるのもありがたい。
食べ放題は2名以上からという店も少なくないが、ここでは大きなテーブルを一人で使い、周囲に気を遣わず、自分のペースで肉を焼き続けられる。
そして、ビールがウマい。

旧店名に「アサヒビール園」を冠していただけあり、スーパードライ・マルエフ・黒生を飲み比べられるうえ、注ぎ方を含めて生ビールの状態も素晴らしかった。
そんなアサヒを飲むと感動するだろう。
札幌へ来れば、ついサッポロクラシックばかり飲みたくなる。
だが、ジンギスカンを焼きながら飲むアサヒの生ビールも、これはこれで感動的なのである。

食べ放題には、スタンダードのほかにスペシャルやプレミアムも用意されている。
コースのグレードを上げれば、ラムチョップやラム肩ロース、ラムタン、ラムサガリ、鹿肉など、楽しめる肉の種類も増えていく。
肉質や部位の食べ比べを楽しみたいなら、上位コースを選ぶのもいいだろう。
ただし、スペシャルコースにはラムロールが含まれていない。
昔ながらのラムロールとマトンロールを両方楽しみたいなら、最も安いスタンダードコースが分かりやすく、今回の目的にもピッタリだった。

高級な生ラムを味わうのではなく、昔ながらのジンギスカンを焼き、ウマい生ビールで流し込む。
そんな札幌のビール園文化を、ぜひ一人で気軽に体験してみてほしい。
ごちそうさまでした!
店舗情報
- 店名:ジンギスカン羊々亭 札幌本店
- 住所:北海道札幌市中央区南4条西4丁目 松岡ビル5階
- 営業時間:16:00~23:00(L.O.22:30)
- 定休日:1月1日
その他のすすきののブログはこちら
→【まとめ】札幌すすきの|“ウマい”居酒屋&せんべろ
→【札幌】の寿司おすすめ9選
→【すすきの】飲みの〆に迷わない!おすすめ味噌ラーメンまとめ
→【すすきの】カプセルホテル・サウナ宿おすすめ4選

コメント