【札幌・麺屋 彩未】〆に食べたいのに間に合わない!行列に並んでも食べたい味噌ラーメンが感動のウマさ!

グルメ

札幌飲み歩きの後は?

やはり最後に待っている〆ラーメンもその一つになるんじゃないだろうか?すすきので散々ビールや日本酒を飲み、胃袋の空いた場所へ熱々の味噌スープを流し込む。

これ以上に最高すぎる札幌の夜があるだろうか?

だが……

〆に食べたいのに、〆ではほぼ食べられない味噌ラーメンがある。

すすきのから地下鉄に乗らなければならず、基本的には昼営業が中心。夜に営業する日も限られ、スープがなくなれば終了する可能性もある。

飲み終わったあと「よし、行くぞ!」……というのはほぼ無理なのである。

もはや、昼飲みからの昼ラーしかないのである。

なんて健康的な響きだ。

今回紹介する味噌ラーメンは、濃厚なだけではない。

コク。スープのまろやかさ。炒め野菜の香ばしさ。そして、全体を包み込むような優しさ。そこへ生姜を溶かせば、味が鮮やかに変わっていく。

札幌味噌ラーメンが北海道のみという括りで考えるなら…個人的には、現段階で世界で一番ウマいと言いたくなる一杯だったのである。

今回は、常に行列ができ、店内を大量のサインが埋め尽くす…

札幌味噌ラーメンの超人気店をご紹介したいと思う!

札幌・美園「麺屋 彩未」とは

「麺屋 彩未」は、札幌市営地下鉄東豊線の美園駅から歩いて向かえる場所にあるラーメン店だ。

すすきの駅から美園駅までは地下鉄で移動できるが、歓楽街のど真ん中にある店ではない。

住宅街を歩いていくと、突如として人が並ぶ店が現れる。

ここだけ人口密度が違いすぎるだろ…

自分が訪れたのは昼過ぎ。

昼のピークは過ぎていると思って正直舐めていた。

しかし店の前にはしっかりと行列ができていた。観光客らしき人。仕事の途中に立ち寄った出張族。そして、普段から通っていそうな地元客。

あらゆる人が、味噌ラーメンを求めて同じ列へ集合体のように吸収されているではないか…

恐ろしい店である。

彩未の店主は、札幌味噌ラーメンの名店「すみれ」で約7年間修業し、2000年にこの美園で店を開いたという。

「純連」や「すみれ」の流れをくむラーメンは、一般的に「純すみ系」と呼ばれている。

熱々のラード、濃厚な味噌、炒めた野菜、黄色い縮れ麺。

いわゆる札幌味噌ラーメンを思い浮かべたとき、多くの人が想像するであろう要素が詰め込まれた系譜だ。

ただし、彩未の味噌ラーメンは、単純に味を濃くして攻撃力を上げた一杯ではない。むしろ、濃厚なのにまろやか。

力強いのに優しい。

まるですばらしい人間の代名詞のよう。

また、営業時間には注意が必要だ。

並んでいるとメニューが渡される。親切!

基本的には昼営業が中心で、夜営業があるのは限られた曜日のみ。すすきので飲み終わったあとに向かおうとしても、すでに閉店している可能性が高い。

〆ラーメンとして食べたい気持ちは分かる。

自分も、できることなら酒を飲んだあとに食べたかった。だが、彩未に関しては、昼か夕方に予定を組み込むのがベターだろう。

麺屋 彩未の行列へ並び入店

この日の待ち時間は、30分弱。人気を考えれば、まだ短い方だったのかもしれない。

ようやくの入店!

中へ入って席へ案内される。最初に驚くのが、壁を埋め尽くす大量の…

あふれんばかりのサイン。

芸能人、スポーツ選手、著名人。店の歴史と人気が、そのまま壁に積み重なっているようだ。有名店に来たという実感が、一気に押し寄せてくる。

メニューはこんな感じ

シンプルなメニュー表に見えるが、しっかり味噌、醤油、塩を揃えている。値段は1,000円で統一。可もなく不可もなくといった値段感である。

自分は並んでいる時に味噌を注文済み。

周りを見渡すと行列中に注文を確認しているため、着席後はそれほど待たずにラーメンが運ばれているのが伺える。

まずは……

これから始めなくてはいけない!

昼であろうが、行列のあとであろうが、札幌味噌ラーメンの前に飲むビールはウマい。

ラーメンが届くまでの短い時間だが、エビスを飲みながら、厨房から漂う味噌と炒め野菜の香りを楽しむ。

この待ち時間まで含めて、すでに彩未は始まっているぞ。

麺屋 彩未の味噌らーめんを実食

ほどなくして、注文した味噌らーめんが到着。

キター!!

表面を覆う味噌スープ。黄色い縮れ麺の上には、チャーシュー、炒めたモヤシ、ネギ、メンマ。

そして、チャーシューの上には、彩未を象徴するすりおろし生姜が鎮座している。

美しい彩…(いろどり)

派手なトッピングを山のように積み上げたラーメンではない。だが、一目見ただけですでに覇王色の覇気を発している。

まずは、生姜を溶かさずにスープを一口。

……ウマい。

いや、これは本当にウマいぞ……!

濃厚な味噌のコクが一気に広がる。だが、しょっぱさや脂の強さだけで押し切ってこない。口当たりは驚くほどまろやか。

豚骨を中心としたスープの旨みと、味噌の甘み、炒めた野菜の香ばしさが、完全に一つへまとまっている。

濃厚かつ優しいのだ。

バランスが、恐ろしくちょうどいい。

札幌味噌ラーメンには、強烈な味噌とラードで殴りかかってくるような一杯もある。それももちろんウマい。

だが彩未は、同じ純すみ系の力強さを持ちながら、どこか角が取れている…

麺は、黄色い縮れ麺。

しっかりとしたコシがあり、プリッとした食感が心地よい。縮れた麺が濃厚な味噌スープを持ち上げ、一口ごとにスープと麺が同時に入る。

やはり札幌味噌には、この麺だと実感してしまう。

モヤシもシャキッとした食感を残し、味噌スープとラードの旨みを吸い込んでいる。チャーシューは、最近よくある低温調理のしっとり系とは違う。

肉らしい歯ごたえを残した、少し硬めの昔ながらのチャーシュー。濃厚な味噌スープにも負けていない。

そして、途中からチャーシューの上に乗った生姜を少しずつ溶かしていく。

味が変わる…!!

味噌のまろやかさの中へ、生姜の爽やかな辛みが入り込む。濃厚だったスープの輪郭が急に引き締まり、後味が軽くなる。

一杯の途中で、スープがまた違った表情を見せる。

少しずつ崩しながら、味の変化を確かめるように食べるのがおすすめだ。

生姜が何故あるかが食べればわかるはず。気づけば、何度もスープを飲んでいた…

来てよかった。

麺屋 彩未の味噌らーめんを正直に総評

札幌味噌ラーメンの一つの完成形。

そんな一杯である。

札幌には、有名な味噌ラーメン店がいくつもある。

このブログでもすすきのラーメンまとめを書かせてもらった。

他にも「すみれ」や「嶋や」などすすきのには深夜まで営業する店もあり、酒を飲んだあとにそのまま〆られる店も多いだろう。

それに対して彩未は面倒である。

すすきのから地下鉄へ乗り、美園まで移動する必要がある。店へ着いても行列へ並ぶ可能性が高く、基本的には昼営業が中心。

営業時間内でも、状況によっては早めに営業を終えることも考えられる。

夜飲んだ〆ではほぼ無理。

それでも、一度は食べておくべきだと思う。

自分はこれまで、札幌でさまざまな味噌ラーメンを食べてきた。もちろん、それぞれに違った良さがある。

そんな中、札幌味噌ラーメンそのものの完成度だけで考えるなら……

感動してしまうウマさ!!

もちろん完全なる個人の感想である。だが、それくらいの言葉を使いたくなる一杯だったのだ。

もし、昼や夕方に動けるなら、ぜひ予定へ組み込んでみてほしい。

ごちそうさまでした!

店舗情報

店名: 麺屋 彩未(さいみ)
住所: 北海道札幌市豊平区美園10条5丁目3-12
営業時間: 火・水・木・日11:00~15:15/金・土11:00~15:15、17:00~19:30
定休日: 月曜日・祝日

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