吹雪と暖炉。
この組み合わせで、もう北海道らしさが詰まっている。
雪が吹きつける中を歩いていると、ふと目に入ったのが、なんとも個性的な扉のカフェだった。
……いや、カフェというより蔵の入口である。
本当入っていいんのだろうか…?
不安になりながら扉を開けると、そこには暖炉が燃えていた。
さっきまでの吹雪がうそのように、急にほっこり。
今回は、たまたま見つけて入ったカフェで、コーヒー1杯の値段だけでは計れないコスパ体験を過ごしたカフェをご紹介しよう。
札幌駅北口の石蔵カフェ「ROGA」へ
今回訪れたのは、札幌駅北口にある「Café & Bar ROGA」。
まず、入口がすごい。

カフェに入るというより、歴史ある建物の扉を開ける感じ。雪の中で見かけて気になったものの、いざ前に立つと、かなり勇気がいる。
以前ブログに書いたが、ジャズが流れる喫茶店「BOSSA」の緊張感を思い出す…
振り絞り中に入ると…

暖炉!!
その横には身体を温めるタオルまで置かれている。吹雪の中を歩いてきた身には、こういうものまでありがたい。

扉を開けた瞬間、外の寒さから一気に切り離されたような気分になる。
案内された2階へ上がると、これまたいい雰囲気だ。

木を基調にした室内。床や梁にも年季が感じられる。
新しく作られた「レトロ風」の内装とは違う。建物が過ごしてきた時間が、そのまま店の空気になっているのである。

ここでコーヒーを飲めるの、かなりワクワクしてくるぞ!
ROGAのメニューを確認
メニューを見てみると、コーヒーやソフトドリンクのほか、アルコールもかなり幅広い。

昼はカフェとして利用できるだけでなく、ちょっとしたおつまみもある。
これは昼飲みもできそうだ。
夜のメニューもなかなかのラインナップ。

そして、かなり気になったのがカレー。
レジには「ROGA CURRY」も置かれていた。

ROGAの名物は、素材の水分だけで煮込む無水カレー。玉ねぎやトマト、鶏肉などを2日かけて煮込んでいるそうだ。
めちゃくちゃ気になる。
だが、今回は吹雪の中で冷えた体をあたため、コーヒーを飲むために入った。
カレーは次回に持ち越しである。
コーヒーを待っている間、店内の案内を読んでいたら、どうやらこの場所には歴史があるらしい…
ROGAは東洋カメラハウスの石蔵を活用したカフェ
ROGAが入っているのは、かつて「東洋カメラハウス」と呼ばれた場所にある石蔵。

明治時代に建てられた蔵で、撮影したフィルムの保管場所としても使われていたそうだ。
東洋カメラハウスはオーナーの祖父の代から続いたカメラ店で、店を閉じたあとも建物を残そうと、飲食店や店舗が入る場所として再生されたという。
なんとなく入ったカフェが、思いがけず歴史のある場所だった。

店名の「ROGA」は、パラグアイの言葉で「家」という意味だそうだ。
まさに、雪の日にふらっと立ち寄って、暖炉のそばでひと息つきたくなる場所だったのである。
空間まで味わえる、ROGAの総評
程なくして運ばれてきたコーヒーは、奇をてらわない定番の味である。
こういうのでいい。

もちろん個性的な味というわけではない。
だが、暖炉の火を見て、石蔵の空気に包まれて飲むと、なぜかいつもよりウマく感じる。
ウマいのは、味だけじゃない。
店の佇まいや、吹雪から逃れてほっとした気持ちまで、一杯のコーヒーに混ざっているようだ。
コーヒー1杯で、歴史ある建物に入り、暖炉であたたまり、ゆっくり過ごせる。

こういうコスパもある。
今回はコーヒーだけだったが、昼飲みもできそうだし、夜のメニューも気になるのである。
そしてなにより、名物の無水カレーをまだ食べていない。これはまた是非来てみたいと思える魅力がたっぷりと詰まっている。
今度は昼からお酒を飲むか、カレーを食べるか。
いや、両方いくのもアリだといえよう。
ごちそうさまでした!
店舗情報
- 店名:Café & Bar ROGA
- 住所:北海道札幌市北区北7条西5丁目5
- 電話番号:011-299-7559
- 営業時間:月〜土 11:30〜23:00/祝日 11:30〜17:00
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