【オリオン工場見学レビュー】那覇から3時間。それでも出来たてオリオンを飲む価値はあった

グルメ

ビール工場は好きか?

それは酒好き、そしてビール好きにとって天国と言えるだろう。愛するビールが作られる過程や、その会社の歴史を学び、最後には出来たてのビールを試飲できる。

出来たてのビールの試飲!

この響きだけで足を運ぶ価値は十分にある。

だが、ビール工場は自然に囲まれた場所に建てられていることも多い。広大な土地が必要だったり、その土地の風土が関係していたりするのかもしれない。

今回はせっかく沖縄へ来たのだから、オリオンビール工場へ行こうと思った。ところが調べてみると、那覇からバスで約3時間。正直かなり遠い。

それでも思い切って足を運び、工場見学に参加してきた。

結果から言おう。行って大正解だった!!

読み進めると理由は分かるが、オリオンTシャツはぜひ着て行ってほしい。 そして、事前予約は必須。 さらに、スパイシーミックスナッツは絶対に買うべし!

では、実際の見学の様子をレビューしていこう。

オリオンハッピーパークとは

こちらはオリオン工場に併設されている、オリオンビールの製造工程を見学できる施設だ。

場所は那覇からバスで約3時間の名護市。名護はソーキそば発祥の地でもあり、以前紹介した「幸ちゃんそば「宮里そば」がある場所でもある。

基本情報

  • 予約方法公式サイトからの事前予約制(当日受付はほぼ不可)
  • 所要時間:見学約40分+試飲で合計約1時間
  • 最寄りバス停:名護城入口
  • 見学料金:1,000円

先に伝えておくと、バスで行くことをおすすめする。理由はもちろん、出来たてのオリオンビールを飲んでほしいからだ。

降りて工場方面に歩くとまず普通のオリオン名護工場が現れる。

ここに入るのかと思ったがハッピーパークはこの先にある。いかにも観光の方どうぞ!と言った感じの可愛い作りの看板が現れる!

両端のシーサーもオリオンを持っているのだ!

カ…カワイイ!!

中へ入るとドーンとオリオンがお出迎え!

1階はこんな感じ。

さまざまなオブジェが置いてある!

受付を済ますと2階にあがれるのでそこで呼ばれるのを待とう。2階にはこれまでのオリオンビールのCMや…

展示物がたくさんある。

年表をはじめ…歴代の瓶ラベル、缶のラベルも。

これこそがオリオン第1号のビールだ!

初代缶もカワユイ!!!

オリオンハッピーパーク見学開始

程なくして呼ばれたのだが、ガイドさんが超シゴできといった感じ。

見学は30人ほどで回るのだが、外国人が約8割、日本人が約2割。20人以上は外国人だった。それだけの人数をテンポ良くまとめ上げていく姿は、相当な手だれでなければ務まらないだろう。

まずはお約束の麦芽とホップ講習会。

糖化する仕込設備。外から見るだけかと思ったら、中にも入らせてくれた。めちゃくちゃ蒸し暑い!

かなりの人数が次のセクションへ向かって階段を上っていく。

「美味しく試飲したい方は是非階段でどうぞ〜!!」

この一言だけでも、ガイドさんの手腕が伝わってくる。実際それを聞いて笑いながら階段に向かった人もいた。

こちらはオリオンの酵母。

ちなみにこの数字は「名護(75)おいしいよ(0140)」から来ているらしい。こういう遊び心…いいじゃないか。

オリオンの樽詰め!これが家にあったら最高だろうな…。

映像でもお勉強。

そして天井には輝くオリオン座のギミック!

ガイドさんの話術なのか、見せ方がうまいのか分からないが、この辺りでもかなり満足していた

いわゆる「はい、どうぞ見てください」ではなく、ちゃんとエンタメとして楽しめる。楽しいぞ……!

1分間にこれだけの数の缶へビールが詰められているらしい!!

ここでオリオンTシャツを着ている人だけがガイドさんに呼ばれ、簡易的な柵が外され記念撮影をしてくれる。

冒頭でTシャツを着て行けと言ったのはそれだ。

カップルや家族で1人だけ着ている場合でも、参加できるのはその人だけ。結構厳しい。呼ばれた人たちは、どこか誇らしげな表情をしていた。

さて、見学は約40分ほどで終了。長いとはまったく感じなかった。

そして、ここからがお待ちかねの試飲タイム!!

オリオン出来立てを試飲

早速会場へ入ると、すでにオリオン社員の皆さんがビールを注いで待っていてくれた。

試飲は2杯まで飲むことができる。

まず最初は「オリオン ザ・ダーク

オリオン ザ・ダーク生は、ここでしか飲めない。神々しい…

以前書いたオリオン缶11種類の記事では下位の順位にしたのだが、ここで飲むと超ウマい

。工場補正がかかってるとはいえ、生で注ぎたて。そして限定。そりゃ最高でしょ!

そして、こいつが影の立役者。スパイシーミックスナッツ!

これ、マジウマ。全部同じ味ではなく、アーモンドチーズ、沖縄タコス、黒こしょう、ウコンカレーと個性爆発のフレーバー。ビールに合いすぎてヤバい。

結局、帰ってからネットで買ってしまった。

やっぱりオリオン ザ・ダークはウマいなぁ……と思いながら、

2杯目はオリオン ザ・ドラフトを…

ちょ!待てよ!ウマすぎる!!!

なんだろう。すっきりしているのに甘みがあり、奥深い。沖縄の風土と風が、そのまま体の中を駆け抜けていくような感覚。バケツいっぱい飲めそうだ。

オリオンって東京ではそこまで評価得てないのかもしれないが、沖縄に来てオリオンの真価を知るとヤバい。

これは本当に大きな収穫だった。時間ものんびり過ごし、試飲も終了。

いや〜、大満足の工場見学だった!

オリオンハッピーパーク見学の総評

いくべし!以上!

……とだけ言って終わらせてもいいのだが、少しだけ語らせてほしい。

那覇から約3時間、バスに揺られて向かったが、やはり行ってよかった。「オリオンはやっぱり沖縄で飲むと違う。」そんな話を聞くことがある。

昔はそれを聞くたびに「いやいや同じ味でしょ」「こっちで飲んでもウマくなきゃダメでしょ」なんて理論を振り翳していた。

それも正論なのだが実際に現地で飲むと、感じ方も味もまったく違った。

そもそも味って何なんだ?

そんな哲学的なことまで考えてしまった。

沖縄で育った原材料を使い、沖縄の風を感じながら出来たてを飲む。そこには、オリオンビールが積み重ねてきたストーリーまで一緒に味わっているような感覚である。

そして実際ほんとにウマい。

昔『美味しんぼ』第8巻「スープと麺」の冷やし中華の回で、山岡士郎が国産食材中心の冷やし中華を作る一方、海原雄山は、中国産の材料だけを使った冷やし中華の方がウマいと語る場面があった。

雄山は…

「冷やし中華も中華料理を名乗るからには、中国産を使った方がいいに決まっている!」

と言い放つ。

多少誇張してるし、正直そんなこともないと思うのだが…急に思い出し「そういうことか!」と急にスッと入ってきてしまった。

ここに雄山がもしいたら、

「沖縄のオリオンなのだ。沖縄県伊江島産の大麦と、本島北部やんばるの水を使用し作られたビールを沖縄で飲むのがウマいにきまってる!」

と言うんじゃないか…

この体験は、ブログで何万文字書いても伝えきれない。一度見学へ行き、名護の空気と一緒に出来たてのオリオンを飲んでみてほしい。

それに尽きる。とはいえ、名護まで来たならオリオン工場だけで終わるのはもったいない。ぜひ沖縄そばを食べ、美ら海水族館にも足を運んでほしい。

その方が、満足度はきっともっと高くなる。そんなことを思いながら、オリオンビール工場を後にした。

沖縄旅行で名護まで行く予定があるなら、ぜひ立ち寄ってみてほしい。

ありがとう……オリオンビール!

オリオンハッピーパーク 店舗情報

  • 住所:沖縄県名護市東江2丁目2-1
  • 営業時間:9:30〜17:00(火〜土)
  • 定休日:日曜・月曜

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今回宿泊したホテルはこちら
名護バスターミナルにも近く、オリオンハッピーパークや美ら海水族館巡りの拠点として実際に宿泊したホテル。

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