【函館グルメ】コルツのランチ実食レビュー|人生一番のティラミスに震えた

グルメ

結論|コルツのランチは行く価値あり

※この記事は2021年の来店レビューです。

函館のコルツ(Colz)は現在、
移転・営業形態の変更がある可能性があります。


行く場合は、最新情報をチェックしてからがおすすめ。

函館でランチを探しているなら、
コルツはかなりおすすめだ。

値段、ウマさ、驚き。

これ以上の満足度のイタリアンには、
まだ出会っていない。

もちろん評論家ではない。
ただの食い好きだ。

そんな自分が、
本気で感動した店を紹介したい。

函館の人気イタリアン「コルツ」。

ランチは2400円(税込)ながら、

・前菜2皿
・パスタ
・デザート
・ドリンク

という構成。

特に前菜の完成度と、
人生で一番衝撃を受けたティラミスは今でも忘れられない。

実際に行ってみると、
予約の時点から普通の店ではなかった。

コルツは予約の時点で普通じゃなかった

この店は、YouTubeの函館グルメ紹介でも「行くべき店」によく入っていた。

ただ、夜はやや高め。
狙うならランチだと思っていたが、毎日やっているわけではなく、なかなかタイミングが合わない。

電話で確認しても「今日は夜のみです」と言われることもあり、
グルメサイトの情報ともズレている。

そして滞在中、唯一ランチをやっている日が——
東京へ帰る当日だった。

14:00に函館駅を出る必要がある。
コルツのランチは12:00〜14:00。

いけるのか?

とりあえず電話をかけた。

コスパカ:「12:00で予約お願いします」
店員:「後ろに予定ありますか?」
コスパカ:「13:30に出れれば大丈夫です」
店員:「うちはゆっくり出すので、難しいかもしれません…

固まった。

つまり、ランチにほぼフルで時間を使う店ということか。

その時点で、逆に行きたい欲が一気に上がる。
“普通じゃない店”の匂いがした。

乗り換えを調べまくり、
13:50に出れば間に合うルートを発見。

デザートは残せばいい、と腹をくくり再度電話。

「14:00まで大丈夫です」と伝え、なんとか予約を取った。

函館コルツへ入店

場所は五稜郭公園前駅からすぐ。
小道に入ると、ひっそりと現れる。

知らなければまず通り過ぎる外観。
だが中身は、完全に人気店だ。

実際、この来店前は「自由市場」をぶらつき、
以前紹介した「すし雅」で寿司を食べていた。

正直、コルツを無理に予約しなければ
もっと寿司を食えたのに…なんて思っていた。

——が、この考えはすぐに覆る。

入店すると、ほぼ満席。

客層は女性同士や函館マダムが中心。
地元にしっかり根付いている空気を感じる。

電話対応してくれた女性店員さんが、
4名席へ案内してくれた。

この人気で4名席を使うのは正直申し訳ない。

テーブルにはすでにナイフとフォークが並び、
店内には酒の本や絵が飾られている。

雰囲気はかなりいい。

——これは、ただのランチじゃない。

コルツのランチコース内容


メニューはシンプル。

・ランチコース(税込2400円)
・ランチおまかせコース(税込2400円)

どちらも同じ値段だ。

違いはこれ

・ランチコース → 料理が選べる(前菜1皿)
・おまかせ → 料理は選べない(前菜2皿)

つまり、
「選べない代わりに前菜が1皿多い」という構成。

とはいえドリンクはどちらも選べるので、
実質は“パスタとデザートを選ぶかどうか”の違いだ。

結論、初来店なら「おまかせ」でいい。

実際、「岩のりと白身魚、山わさびのクリームソース」など
惹かれるメニューも多い。

……が、今回はおまかせでオーダー。

ドリンクを選ぶ際、
アルコールもOKと言われて驚く。

「料理と一緒に楽しんでほしい」という
店側のスタンスが伝わってくる。

迷わず生ビールを注文した。

前菜(アトラクションレベル)

生ビールがすぐに運ばれてくる。
キリンの生。ベーシック、そして王者。

そして前菜が運ばれてくる。

……思わず固まった。

なんだこの種類の多さは。

メニューには「松茸も入ってます」との一言。
いや、ランチでマツタケって何だよ!!

カルパッチョは一口サイズで食べやすく、
岩のり系のソースが絡んでめちゃくちゃウマい。

ホタテはバジルかと思いきや九条ネギ。
この時点でセンスが違う。

ズッキーニと豚肉

キノコとクリームチーズ

さらには食べられるほおずきまで。
飾りかと思ったがしっかり食べれる。甘くてウマい。

一皿の中で、
驚きと美味さがずっと更新され続ける。

これはもう、料理というよりアトラクションだ。

酒が進みすぎる。
いや、水でも満足できるレベル。

そこに焼きたてのパン。
あたたかくて、フカフカで、小麦の味がしっかりウマい。

そして——

2皿目の前菜が運ばれてきた。

「マスカルポーネとジャガイモのムース仕立て」

……これはヤバい。

ランチの前菜で出していいクオリティを完全に超えている。

卵黄を崩して食べると、
とんでもなくクリーミーで優しい。

マッシュルームもクセがなく、
全体のバランスが異常にいい。

ここでサクサクの食感が入り、
一気に別次元へ持っていかれる。

——完成度が高すぎる。

気づけば時間は50分経過。

あの予約時の「ゆっくり出す」という言葉が、
完全に理解できた。

これは、時間をかけて楽しむ料理だ。

パスタ(旨味爆発)

2皿目の前菜を食べ終えたところで、
調理場から主人が声をかけてきた。

「次のパスタ、すぐ出しますからね」

最初に伝えた滞在時間を気にしてくれている。
この気遣いがありがたい。

そしてパスタが運ばれてくる。

「塩漬けの豚バラ肉と白菜のオイルパスタ」

——ここで一気に流れが変わる。

さっきまでの繊細な前菜とは打って変わり、
ガツンと食べさせにくる一皿。

香りがすごい。
豚と野菜の旨味が立ち上がってくる。

麺は中太。
ゴマと白菜がしっかり絡む。

……ウマい。

もはやそれしか出てこなかった。

味付けはシンプル。
だが、豚の塩気と旨味がすべてを支配している。

その旨味を、
白菜とパスタがしっかり吸っている。

派手ではないが、完成度が高い。

前菜とのギャップも含めて、
構成としてかなり上手い。

ボリュームも十分で、
脂はあるが重すぎない。

上品な“二郎系”という表現が近いかもしれない。

食べ終えると、
口直しのメレンゲが運ばれてくる。

このタイミングで甘さを入れてくるのも見事。

デザートへの流れが、完全に整った。

デザート(人生最高ティラミス)

正直、甘いものはそこまで好きじゃない。

ここまでで十分満足していたし、
デザートは“おまけ”くらいの認識だった。

——が、ここで完全に覆される。

運ばれてきたのは
「アマゾンカカオのティラミス」

……うお。

思わず小さく声が出た。

甘い。
でも、ただの甘さじゃない。

砂糖の甘さというより、
素材そのものの甘みが極限まで引き出されている。

人工的な感じが一切ない。

ただただ、ウマい。

そしてアマゾンカカオ。
香りと食感がアクセントになっていて、
これがまた異常にいい。

気づけば一瞬で消えていた。

——これはデザートじゃない。

自分の中では、
“料理”の一皿として記憶に残っている。

間違いなく、
人生で一番うまいティラミスだった。

コルツの総評

結論、ここは“最強”だった。

味、サービス、驚き、価格。
すべてのバランスが異常に高い。

まず何より、この2400円(税込)という価格。
この内容でこの値段は、正直あり得ない。

アルコール込みでも楽しめて、
これだけの料理を丁寧に出してくる。

前菜も2皿。
途中まで「本当にまだ来るのか?」と疑うレベルだった。

北海道でもウマいものは高い。
だからこそ、この価格は際立っている。

そして何より印象に残ったのは、
主人の「ウマいものを、ゆっくり食べてほしい」という姿勢。

効率や回転ではなく、
体験としての食事を大切にしている店だ。

会計後、主人自ら見送ってくれた。

「人生一番のティラミスでした」
そう伝えると、柔らかく笑ってくれた。

また函館に来たら、必ず来たい。

時計を見ると13:35。

あの時間の気遣いまで含めて、
この店の価値だと感じた。

ごちそうさまでした。

函館に来たなら、
ラッキーピエロのバーガーもぜひ体験してほしい。

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さらに北海道で食を楽しむなら、
札幌の寿司やラーメンもレベルが高い。

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