本場の中華はご存じだろうか?
ガチ中華ともいわれ、来日している中国人が本場の雰囲気で料理をだすガチな店。
都内にも結構存在していて、池袋北口や上野付近、新宿の裏路地あたりにも多いイメージである。
先日、新宿の裏路地を歩いていた所、ガチ中華屋がほっかほっかの肉まんを路面販売していたのでついつい目を惹かれてしまった…
まるで漫画のような蒸し器で提供していたため、ついつい足が止まってしまったのだ。
その一部を共有させていただきたいと思う。
レッツトライである!!
北京料理 玉蘭(ぎょくらん)
この店は新宿の歌舞伎町裏路地にあり、少し怖い地域でもある。
歌舞伎町と大久保の中間くらい。中国や韓国の店が結構立ち並んでいて不思議な移民のニオイを感じてしまう。
すでに看板のメニューは中国語で日本語訳がないぞ!
めちゃくちゃ気になる牛肉麺!
ドアに貼り付けられたメニュー。やっと日本語訳が現れたぞ。
この蒸し器にやられてしまった…!!まるでドラゴンボールに出てくるような世界観。
なんとなーく張り紙の日本語がおかしいかも?
さっそく200円を払い購入したのだが、蓋の中には全く蒸されていない中華まんが…!え???と思ったのも束の間である。
「イマノジカンタイ デンシレンジ アッタメテル(今の時間帯、電子レンジで温めてる)」の一言…なんちゅう適当さ。
対応までガチ中華である…
引くこともできず「OK」と伝えると、オバチャンがそのまま一個もって店内へ消えていく。店の中でレンチンである!
騙されたというより笑ってしまった。
出来上がりに渡された中華まんはこんな感じ。
なんだかんだ、結構ホカホカ。かつ早い。現代科学である…
割ってみると意外に餡が小さいぞ…!というか餡と皮が分離してしまってる。小さなハンバーグが出てきたようだ。
一口…
あ〜〜〜ガチ中華だ。も〜ガチ中華!
けして日本に媚びない味付けで、アジア大陸のあちらを感じる調味料をふんだんに感じるぞ!ウマいと言われれば即答はできない。
しかし異国といわれれば即答ができる!
さまざまなスパイスが散りばめられていて、日本の肉まんとはまったく別物である。
いい意味で大雑把な味だ。そう考えると日本の肉まんは、甘いのかも…。醤油、さとう、酒、生姜の味が前面に出てるが、こちらは香辛料なのだ。
人生経験として、とても面白い肉まんだったぞ!
媚びない感じがいいじゃないか…
北京料理 玉蘭(ぎょくらん)の総評
中国である。
これ一言に尽きる。
マジで北京の肉まんってこんな味がするんだろうな〜?といった具合。とりわけめちゃくちゃウマいというわけでもないのだが、とにかく個性的。
味というより概念として異国を感じるツールだった。何度か食べるうちにハマってしまいそうな味でもある…気になったら是非足を運んでみてほしい。
今度は夕方か夜に行き、蒸したてを是非食べてみたいな〜。もちろん看板にしっかりとたたずむ「牛肉麺」も試してみたい!その時はまたレビューしたいと思う!
美味しい北京肉まん。ごちそうさまでした。
- 店名 玉蘭(ギョクラン)
- 住所 東京都新宿区歌舞伎町2-18-1
- 時間 24時間営業
- 定休日 なし
- Wi-Fi なし
肉まんってこうやって書くんだね