株主優待をご存知だろうか。
株を買うとその企業の優待券や商品券、または割引券がいただけるありがた〜いシロモノだ。なんと株を初めて去年からなんとな〜く買っていた企業から株主優待券が届いた。
「初」というのはいつだって興奮するものだ。届いた時はうきうきして心踊ってしまった。初めてクレジットカードを持った興奮がよみがえるようだ…笑いが止まらない。
優待のモノホンを見たことがない方もいると思うので、せっかくなのでここでご紹介したいと思う。
これが優待の封書だ
自分は「株式会社DDホールディングス」という東京都を中心とした、飲食店やカラオケ、アミューズメントを展開している企業の株を購入した。こちら100株購入すると6000円分の優待が年に1度届く。ダーツのバグースとかで有名な企業だ。
はっきり言って、ここの株はリーズナブルな上100株でこれだけの値段の優待券をくれるというのはなかなか太っ腹だと思う。「預金するなら株を買っておいた方が良い」そんな思考もわかる気がする。
とはいえ株価が下がる場合もあるので自己責任で…
それよりも中身だ!封筒を開けてみる…。おぉ〜!感動。この一式セットでメシが食えるぞ。素晴らしい!
利用可能店舗一覧をみると、なかなか多い。
思ったより良い和食屋や居酒屋が多く感じる。知らなかった…。
カフェやビアガーデンなんてのもある。東京の主要都市はほぼ店舗があるんじゃないか?ダーツのバグースはもちろんだが「わらやき屋」「九州熱中屋」とか聞いたことある人もいるんじゃないかと思う。
ただこの情勢ということもあり、気軽に行ってお酒を飲んでってのは今の時期難しそうかもしれない。ちょっと使うのは先かな?といった感じだ。ビアガーデンなんて来年でも無理なんじゃないか?
そしてお待ちかねの優待券を確認する…丁寧にハサミで切り込みを入れ開封すると1000円が6枚入っていた。
ほぼ商品券じゃないか!嬉しさと感動が押し寄せる。
優待は日本独自
アメリカの株は、ほぼ配当金(株の保有数によってお金をくれる)での株主への還元が多い。この優待というのは日本独自の制度である。「吉野家」の株や「すかいらーくグループ」の株を購入すると年に1度か2度、優待がもらえる。スシローもある。マクドナルド、てんやもある。
ただこちらは誰もが知る大きい企業のため株価が高い。そのためなかなか手がでない。
今回のようなミドル寄りのリーズナブルな株価で、優待券がそこそこ出るのを探して楽しむのも株の面白いところである。
個人的には居酒屋「テング酒場」のテンアイランドや、「大衆ジンギスカン酒場ラムちゃん」の一家ダイニングプロジェクトなどがおすすめだ。(2021,9月現在)
これから株を初めて優待が欲しいな〜という方は自分が良く行き、ちょっとマイナーだったりコアなファンがついてるニッチな飲食店の企業を買うと面白いかもしれない。勿論これは飲食店じゃなくても当てはまる。
もちろん株価が上がることもあるし、そこまでの金額でなくても良い優待がもらえたりする。しかし必ず余裕資金でやるべし。
企業によっては持ち続けることで優待の量が上がることもあるし、いきなり届くと嬉しいのが年に1度か2度起きるのだ。余裕のない資金でやってしまうと、それ以上に株価に対してソワソワしてしまうのであまりおすすめしない。
しかし何度でも言おう株は自己責任で。
これは先人の株の先輩方から語り継がれている伝説の言葉なのである。そして、DDホールディングスさん!これからも頑張ってください!