みなさん六花亭のマルセイバターサンドはご存知だろうか?
北海道のおみやげといえば「白い恋人」か「マルセイバターサンド」を買う人は多いと思う。逆もしかりで、もらう経験が多い人もいるはずだ。
しかし、思い込みとは怖いものだ。
六花亭は「バターサンド」を筆頭に甘い物専門店という認識があった。それがあたりまのように感じていた。だが、今回北海道の六花亭で見つけたポテトチップスに驚愕してしまった。
六花亭ってポテチ出してたんだ…!
これには衝撃を受けた。例えるならゴディバのポテトチップスを発見したようなものだ。恐ろしい。
北海道限定
実はこれ、北海道限定商品でお取り寄せはNGである。北海道では、六花亭は様々なデパートに入っているが、このポテチは路面店じゃないと購入不可能。
路面店は道内にそこそこあり、購入すれば送料を800〜900円払えば本州に送ることができる。もしかしたら、探せば本州からでも取り寄せることが出来るのかは不明である。(余談だが、六花亭の路面店はとてもオシャレ。一つ一つ雰囲気がちがうので回ってみる事をオススメする)
早速開封してみたいと思う。
開封の儀
とても可愛いパッケージだ。これに惹かれ、つい購入してしまう人もいるんじゃないだろうか(ビールをお供に)
このパッケージデザインは北海道出身の画家、坂本直行氏。全部で69種類もの十勝ゆかりの山野草が描かれている。日本一可愛いパッケージのポテチといっても過言ではないだろう。
成分は「じゃがいも、こめ油、食塩」のみ。とても潔い。(写真だと見にくいが)
素材で勝負している感をひしひしと感じる。健康志向で、ポテチを遠慮しているという方も一度食べてみてもいいんじゃないだろうか。とはいえ、さすがポテチだ…。カロリーは結構ある(336kcal)。
開封してみると意外に量が少なめ?すぐにでも食べ切れてしまいそうな量だ。自分はいつもポテチを買うと余らせてしまうため、これくらいがちょうどよかった。
取り出すとこんな感じ、ギザギザとしてる。ピザポテト系のポテチかな。
さっそく一口
お!!さっぱりしてる。もちろん油の味はしっかりとするのだが、脂っこさが舌にのこらずにすっと消える感じ。油がくどいといった感じは皆無。サクサクと手が止まらない。大抵のポテチはそんな感じだが、なんかこれは罪悪感を感じない…!なんだろ。
六花亭ブランドのせいなのかもしれないが、いいもの食ってて体に悪くないような感覚に陥ってしまう。魔力がスゴイ。
塩気も薄味で、しっかりジャガイモの味がしてウマい。ずっと食べ続けれる感じだ。
食感はパリっというよりも、優しくサクっとした感じ。
六花亭ポテトチップスの総評
- 六花亭のブランド
- 北海道店舗限定
- パッケージの可愛さ・愛くるしさ
- おてごろさ
上記の点で、おみやげ等に大変よろこばれると思う。
普通にウマいし、自分は瞬時に食べ終えてしまった。なにより値段が150円というお手頃さがよい、自分もおみやげに買ってしまった。
ただ、あくまで六花亭ブランドの、可愛く包装されている美味しいポテチだ。「なんだおもったより普通じゃん」という意見も否定はしない。なんじゃこりゃ絶品すぎる!と書くのは嘘になるだろう。
とはいえ、一度購入してみてもまったく損ではないウマさ。もしおみやげでゲットしたり、北海道に行く機会があったら食べてみてほしい。
ただ、本州に配送できるのなら公式に通販しちゃえばいいのにと思うが、限定感をだしたいのだろうか…まあ。大切だよね限定感。
そう思わせる一品であった。
富良野の六花亭。ぶどう畑に隣接するように立っていた。
札幌の六花亭。写真にはないが鐘が庭に置いてあり、近代的な作り。