【2種がけ】幡ヶ谷「スパイス」にてカレーチョモランマの海を見る!

【2種がけ】幡ヶ谷「スパイス」にてカレーチョモランマの海を見る!

この暑い時期のランチといえばカレーだ。灼熱の太陽に汗も滴る昼下がりに
夏バテも吹き飛ばす栄養補給。食欲も増進され言うことなし。

今回は渋谷区幡ヶ谷にある地元に吸い付くようにひっそりと続けているカレー屋さん
スパイスをご紹介したいと思う。

幡ヶ谷はほぼほぼ我がホームといってもいい場所にある。自転車で食べに行ける店であり、
ほぼ地域密着といっても過言ではないだろう。

幡ヶ谷駅を出て西原商店街には入り少し代々木上原方面に歩けば看板がすぐ見えてくる

ノスタルジックな看板

我が愛するビール「SAPPORO」の文字が主張するノルタルジーな看板
カレーandサラダ「スパイス」である。

サラダも看板に記載するなんてなかなかニクい。

まるで近所の喫茶店でも入るかのような入り口の感覚。
ドアをあければ「カランコロン」と鳴りそう。いい感じ。いい感じ。

早速入ると、ママとも呼べるおばちゃんが親切に席に案内してくれる。
「あら〜初めて?」「好きなとこ座ってもいいよ〜」と大きい声で接客してくれる。
この地元の親戚の家に帰ってきた感。う〜む素晴らしいブランディングだ。

早速座りメニューを拝借。(撮影を忘れたので外のメニュー表)

単品だとポーク(甘口)、ビーフ(中辛)、チキン(辛口)が650円
合いがけ(ミックス)だとそれぞれ2種類選べて730円だ。

なるほど…種類によって辛さが違うのか。ミックスのカレーで悩んでいると
ママが「辛口は辛いからやめたほうがいいよ!」「甘口とのミックスにしな〜」
とやたらの辛口否定!?

今日は辛さを感じたかったからビーフ&チキンにしようと思っていたが
そう言われるとポークも選択肢に入ってきてしまう。

悩んでいると厨房からシェフのおじさんが
「食べたいもの食べさせてあげなよ!好きなものでいいんだよ!!」と出てきた。

うおお…これはご夫婦でやってるのか。自分を中心に辛口か甘口論争で渦巻いてる。
と少し複雑になりながらシェフの一押しでビーフ&チキン(730円)に決定。

カレーのチョモランマ登山

程なくして運ばれてきた。画像では見ていたが実物をみるとデカイ。量が多い。
これで普通盛りか!

写真では分かりづらいかもしれないが、特に大食いでない自分としては結構ガツンとくる量。
早速登山開始したいと思う。

まずチキンは一口食べればいわゆる喫茶店のあの味。かつチキンの旨味と奥行きが感じる。

とろとろになるまで煮込まれたチキンと香るスパイスは病みつきになる。そしてじわっとしっかり
辛い。ココイチのカレーに喫茶店ノスタルジーさをプラスしたような味か。

ビーフは見た目通りかなりの黒さ!黒くて驚く。

こっちは西洋風がかなり前にガツンと出た味。ビーフの味もしっかりする。
お肉は溶けてるのかな…辛さは中辛なのにこっちもまあまあ辛い。
ポーク・チキンのカレーに馴染みがあるものとしては少し不思議な味。

この真ん中のライスを皮切りに両方味が楽しめるのでまったく飽きない。素晴らしい配膳だ。

こうなってくると、食べ進めるうちにおばちゃんがやたら勧めてきた「ポークカレー」の
存在が頭をかすめる。
もしかしておばちゃんが最初に来店したらまず食べて欲しいからこそ
甘口を勧めてたとしたらなかなかの策士。

ココイチもまずはベースがポークだもんな(謎のココイチ基準)

どちらにせよ気にはなっていただろうと腹をくくり
食べ進める。大変美味しい。辛さもちょうど良い。ポーク食べてみたい(2度目)

少し食べてると近所のおばちゃんが「ルーだけください」とタッパーを持ってくる。
なに!そんな芸当もできるのか…しかも300円くらいだった気がする。

そのままそのおばちゃんと井戸端会議しだすママ。ん〜この密着感やばいぜ。

美味しく食べて退店時に「量大丈夫だった?少なめっていうとサラダもつくからね』

なに!!!!少なめだとサラダまで。もっと早く言って欲しかった。
サラダ食べてみたい。めっちゃ食べてみたい。これがここの店のやり方か。

というわけで大変美味しく、暖かい時間を過ごして退店。

すごく美味しくてやばいとかではないのだが1ヶ月に1度は
ここのカレーと雰囲気を楽しみたいと思える。

また来店してみたいと思う。決してこの状況下で潰れないでほしい。

ただただそう願う。

店名 カレーの店スパイス
住所 東京都渋谷区西原2-28-2
時間 11:00〜18:00(時短営業中)
定休日 月曜
Wi-Fi なし

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