ミュージシャンのB’z…それは音楽界のレジェンドである
この言葉に、半数は賛同してくれると思う。
80年代~90年代の音楽シーンを駆け抜けてきた方には、特に刺さるんじゃないだろうか?
B’zは、稲葉浩志・松本孝弘のスペシャル音楽ユニットで日本を代表するミュージシャン。説明せずともだろう…!
一度は必ず聞いたことあると思う。
だが、正直いうとそこまで自分は熱狂的なファンではない。
とはいえ自分はギターを嗜んでいて、周りの影響も含め一度はフレーズを弾いてみたり、練習した曲も多い。
今回は、ファンの間で聖地とも呼ばれるB’zバー(居酒屋)がたまたま生活圏内にあるとのことで、さっそく潜入したので、是非ご紹介したいと思う!
と~び~~だしゃ~~いい~~!(レッツトライである!)
MUSIC & BAR (TOKYO) BLOWIN’(ミュージック&バー トウキョウブローウィン)
このお店は、幡ヶ谷と笹塚駅の間(若干幡ヶ谷より)の甲州街道沿いにある。
一見なんともいえない外観で、しっとり落ち着いたバーというより、入りやすいゲーム居酒屋みたいな感じだ。
テレビゲーム、ボードゲーム、ダーツもあるぞ。
楽器もあり演奏もできるらしい…!中々楽しそうだ。
小さく「B’zグッズ!コンセプトカクテル」と記載されているが、ぱっと見ではB’zファンの聖地とはわからない。
なんとな〜くわからず入る人もいるんじゃないだろうか…?
ボードには「あなたの趣味が見つかるBar」の文字。
なになに…
- まず入る(キンチョーしないようにお気軽に)
- マスターが気軽にお出迎え(らっしゃーせー)
- 好きなドリンクを頼む
- 自由に楽しむ
と記載してある。だがなんだかんだで入るのは緊張してしまうなぁ…
B’zファンですか?
入店した瞬間、マスターの第一声がこれである。
マジたじろいでしまった…ボードにかかれていた「らっしゃーせー」どころじゃないぞ。
あなたの趣味が見つかるBARとか書いてたけど、もうB’zじゃないすか。ここで知ったかぶってもバレるのは確実で即座に「ファンではありません」と伝えた。
そんな言葉でもマスターは笑顔で「全然大丈夫ですよ~楽しんでいってください」とのお言葉!
いい感じで中へと案内してくれたのだった。
店内はこんな感じ…
もうB’z祭り!
デカイいスクリーンにはB’zのライブやPVが!!
これ完璧B’zだけのバーじゃん!
「お客様それぞれの楽しみ方で…」的な書き方なんだったの!?
フラっとわからず入ったらきついだろうな~…と思いながらも、自分はB’zを通ってきてはいるのでなかなか楽しい!
メニューを広げると…
まさにB’zにちなんだカクテルが!
これ以外にも2ページほどある。ウルトラソウルしかわからね~、全部曲がわかれば楽しいんだろうな〜!
メニューもやばい(ウルトラソウルフードメニュー)
B’zジャーキーとか、B’zストロガノフとかはわかるのだけど、他のネタがまったくわからない…!
「ガーリックトーストにマミレナ」ってきっと意味があるんだろうな~
ギリギリラムチョップはわかるぞ!昔ギリギリチョップのフレーズ練習した!(弾けなかったけど)
さっそくオリジナルカクテルを注文!(確かウルトラソウル)
周りには塩、ミントも刺さっていて大変お洒落だ。エナジー系なのでパワフルな味がイメージ通りでウマい!
easy,ハム.easy,go!
名前に意味がありそう。聞いたことある気もするがわからない。
こちら生ハムだがちょっとトリュフ油がかかっていて、大変ウマい!なかなかやるナ。
ゴルゴンゾーラ
名前は普通だったが、青カビチーズが食べたくて注文!これもウマい。分厚く切ってあり食べ応え十分である。
続けてビール
泡がきめ細やかで、しっかり注がれている。酒のウマさは確かにバーである…!
クラフトビールのTOKYO BLUES
あまり置いてるところがないらしい。
音楽を感じさせるパッケージと共に大変ウマかった。
マスターへの愛のバクダン
ここいらでマスターとちょい談笑する。
元ホテルコックで数年前に作ったとのことで、とにかくB’zファンの間では聖地と呼ばれているらしい…!
ライブ終わりにここでファンが打ち上げたりもするのだろう。
B’zのライブサポートの方も一度来たことがあるとか…ここまでB’z感ぶっ飛んでるとすごいな~
マスターは、初見ハニカミながら恥ずかしそうに声掛けしてくれていたが、だんだんタガが外れると饒舌になりまくりである。
なんとここには「マスターへの愛のバクダン」という、マスターへアルコールをプレゼントするメニューがある。
手書きの「もっとお客さん!!おっことしてくれ!」が切実である。
別のお客さんから、愛のバクダンをもらったせいで酔っ払って饒舌になっていた!
こちらにも「愛のバクダン欲しいな~」とか「愛のバクダンが必要なんですよ」とか「別に無理にじゃないんですよ?」とか…
もう一杯飲みたそうな感じで、こちらをチラッチラリとアピール(被害)がくる。なんとな〜くやりづらくなり、愛のバクダンを注文。
「ありがとうございます~~!」と急に元気に。
喜んでくれて嬉しい反面、居心地が難しくなってしまったのも事実であった。
でも幸せならOKです!!
MUSIC & BAR (TOKYO) BLOWIN’(ミュージック&バー トウキョウブローウィン)の総評
B’zの聖地というのも納得のバーだった。
記載した通り、店内にはB’zグッズやB’zの映像。いたるところに、B’zがあふれていてファンならたまらないだろう。
是非、自分の大好きなアーティストを思い浮かべて欲しい。
そのアーティストの、コンセプトバーをここまでやっていたら駆けつけてしまうと思う。それくらいB’zファンだったら幸せなんだろうなーと思ってしまった。
余談だが、隣に座った稲葉感あるお客さんと少し話をした際、ライブのため地方から来たとのことだった。
伝説のロックバンド、BOØWYのギタリスト布袋寅泰を見に東京に来たとのこと。
話の流れで「布袋は…」と発すると「布袋じゃなくて布袋さんですよね?」と少し強めに否定されてしまった…
その時、バーのクセも強いが、ミュージシャンに対するお客さんのクセ(愛)も強い場所と認識したのだ。
80〜90年代の音楽を駆け抜けた方なら良いが、あまりそこを通っていない方はハードルが高いかもしれない。
またサクッと一杯も大丈夫だが、マスターからの「愛のバクダン」おねだりをしっかり計算にいれて入店するべし。
最低でも2杯換算で行けば問題ないだろう。
だが、マスターはユーモラスで素敵な方なので、ついつい愛のバクダンを頼んでしまう人たちの気持ちもわかる…!
結果的に色々とルールのような、独特な雰囲気はあったが、だからこその非現実な空間が楽しめたといったところであろう。
次はガチなB’zファンを連れて行ってみたいなと思う場所であった。
楽しくおいしい不思議空間をありがとうございました!
- 店名 ミュージック&バー トウキョウブローウィン(MUSIC&BAR TOKYO BLOWIN’)
- 住所 東京都渋谷区幡ヶ谷1-6-5 102
- 時間 [月~金・祝前日]19:00~翌5:00 [土・日・祝日]18:00~24:00
- 定休日 不定休
- Wi-Fi 不明