コスパとは?
コストパフォーマンスとは、あるものが持つコストとパフォーマンスを対比させた度合い。コスパやCPと略されることもあるほか、費用対効果や対費用効果ともいう。
いきなりウィキペディアから引用させてもらった。
なぜ急にこんなことを伝えたかというと、ブログの名前にもなるコストパフォーマンスという概念向き合ってみたかったからだ。
コスパカの名前の由来というと「コスパの力(ちから)」をそのまま文字ってコスパカにしたのだ。
簡単に言うと、この値段でこのウマさはヤバい!を伝えたいということだ。
今後もそういった料理を紹介し続けていけたらイイな!
…というのがこのブログの狙いだ(とはいえいろいろ書くけどね!)
格付け
格付けといった概念の企画は世の中にたくさんある。
テレビ番組でもそういった類は多いし、ブログでも結構あると思う。
自分の大好きなサイト「ロケットニュース」でもグルメライター格付けチェックが行われている。
カミングアウトすると、このブログを始めたのはロケットニュースに憧れすぎて始めた。
ああいつか編集者になりたい…!
…と話はそれたが、そういった格付けをみていると大体5倍から10倍、それ以上の値段差があるものを比べて評価している。
例えば上記のロケットニュースの例だと、165円と648円のアイスとか。テレビ番組の例だと1,000円と1,000,000円のワインとか。高い安いを当てるのも大事なのだが大抵わからず悩んでる。
すごく悩んだ末に答えをだす。どっちかわからなかったり、どっちもウマかったり、それぞれ個性があったり。
それを見るたびに思うのが、悩んでる時点でもう高いも安いも同じなんじゃないかといつも思う。
純粋に目隠しをして、ただ味わうだけなら値段とウマさは比例するようでしない。そんな気がするのだ。
たとえば吉野家の牛丼が380円で「やっぱ牛丼はウマいな〜」と思うかもしれないが、2,000円と言われたらどうだろうか?
ウマさはなにも変わらない。
しかし気分がウマさを少しでも変えてしまうんじゃないかと思っている。
それだけ価値という概念は人にウマさや影響を与えるんじゃないかと。そういった概念があるため、ついつい「コスパ」というものに執着してしまう。
コスパという概念こそ、ウマいという概念を生んでいると。
漫画「美味しんぼ」 究極の茶人 丿貫(へちかん)
自分が子供のころ衝撃を受けた話だ。
美味しんぼ31巻鍋対決。茶人ノ貫という人物はこんな言葉をいう。
- 「ほうほうほう。仏の心の前ではマツタケもシイタケも松葉ガニも豚のひき肉も同じ。高い安いは市場の原理。お二人はもてなす心と相手に気に入られようと媚を売る気持ちを取り違えたのではないかな。」
今でもインパクトを残す一言だ。
そして茶人へちかん先生は質素な人間だが、そんな中でもウマいと思う最高のものを振舞っている描写が漫画内で記載されている。
もし、イワシが希少な魚で釣り上げるのが難しかったら価格は跳ね上がるだろう。
ノドグロという高級魚が、アミをかければいくらでも取れればきっと雑魚とよばれるのだろう。
そんなとき、ノ貫(へちかん)がどちらを選ぶかは気になるところだ。
食材のウマさに高い安いはない。しかし高い安いでウマさの感じ方が変わるのも事実。
先ほど伝えた吉野家の牛丼が380円でも、2,000円でも値段をとっぱらってしまえばコスパという概念も高級という概念もなく
牛丼のウマさだけが残るのかもしれない。
それは、茶人ノ貫(へちかん)のおっしゃる通り「仏の前ではなにもかも同じ」になるのだろう…!
そんな中でもコスパを愛する
高級なものでも安いものでもとびきりウマいものがある。そこに人件費や手間暇かけたウマいものも存在する。
正直、高いモノも沢山食べたい。
しかし自分は、費用対効果に力をいれ(いわゆるコスパ)ウマいと感じさせるモノを提供する、心意気や努力が大好きなのだ。
自分が大金持ちならへちかん先生の気持ちになれる。しかし現実的に払う価値と提供される料理(手間)は切っても切れないからである。
1,000円と280円のモツ煮なら280円のモツ煮を選ぶ。だが280円のモツ煮がマズければ食べない。
コスパが悪いと思う。
もちろん1,000円のモツ煮で感動すればまた食べるだろう。280円のモツ煮で1000円のモツ煮の感動があればもはやそれは崇拝するだろう。
そこにコストパフォーマンスというものが存在すると思っている。
そしてこれは食べ物に限ったことではなく、すべてのサービスに通じると考えている。
自分はこれからもその気持ちを念頭にいれて、コスパカブログを記載していきたいと思っている。
今回はグルメの紹介ではないが、ちょっとたらたらと考えを書いてみた。そしてあらためてコスパカブログを続ける上での信念を記載させてもらった。
少し面倒な記事ですみません。
同時にいつも読んでいただき感謝が溢れ出る想いです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。